9月25日(日)、さくらWORKS<関内>オフィスで、「ラーニングコモンズラボラトリ」の研究会が開催されました。

ラーニングコモンズラボラトリは、ラーニングコモンズの普及や電子化によって曲がり角を迎えている図書館における今後の学習環境を考える場を目指す研究会です。呼びかけ人は山内祐平さん(東京大学)、米澤誠さん(国立情報学研究所)、水越荘次さん(丸善)、と横浜コミュニティデザイン・ラボの岡本真理事(ARG)です。 2011年2月に準備会が発足し、2011年4月に正式にスタートしました。

「ラーニングコモンズの運用-その現実と課題、そして克服へ」をテーマに、ラーニングコモンズを導入している図書館などによる事例報告と、グループ別のワークショップが行われました。

<参考>
ラーニング・コモンズ(らーにんぐこもんず)
1990年代からアメリカやヨーロッパの大学図書館で使われ始めたことばで、日本語では「共有の場」といった意味合い。これまでの重厚で堅い大学図書館のイメージから、新しい図書館の姿を表現するものとして使われるようになっている。パソコンを自由に使えるスペースを設けたり、丸い形のテーブルや座り心地のいいソファを設置してコーヒーを飲みながら話ができるカフェなどを併設している場合もある。図書館はただ本を借りるだけ、あるいはそこで静かに調べ物をしたりするだけの場所ではなく、仲間とともにディスカッションをしたり、自分たちが情報を発信する場にもなるように変えていきたいという意向がある。
[ 新語探検 著者:亀井肇 / 提供:JapanKnowledge ]

Yahoo!辞書より http://dic.yahoo.co.jp/newword?index=2010001709&ref=1