あけましておめでとうございます。

2014年、1月6日からNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは仕事始めです。2013年に出会ったみなさま、お世話になったみなさまありがとうございました。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

今期、NPO法人設立10年目の最中に迎えた新たな年は、2004年3月2日にヨコハマ経済新聞の最初の記事がアップされてから数えても10年の節目の年となります。

2002年、サッカーの日韓ワールドカップ大会が開催された年、横浜ワールドポーターズに開設されたばかりの「NPOスクエア」のちいさなデスクから、私たちのささやかなまちづくりの活動は始まりました。翌2003年11月にNPO法人として認証され、2004年にはヨコハマ経済新聞がスタート。

それから旧富士銀行ビル、産業貿易センタービル、北仲WHITE、ZAIM、BankART studio NYK、nitehi work、そしてさくらWORKS<関内>と、拠点を移りつつ、出会った方々のご縁に生かされながら私たちは横浜で「情報」をつむいでまいりました。

私たち横浜コミュニティデザイン・ラボは、「多様性」や「混沌」を引き受ける団体です。そのような私たちが10年の長きにわたり、この横浜で活動は続けて来られたのも、みなさまの温かい支えと寛容によるものと、改めて感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございます。

節目の年の仕事始めにあたり、わたしたちが2014年に目指していることについて、お伝えできればと思います。

これまで私たちは、ヨコハマ経済新聞と港北経済新聞という独自運営のネットメディアを使い、「まちの記録係」として「ハッピーニュース」を掲載してまいりました。

今後ももちろんその活動は続けていきますが、今年はそこからもう一歩前に踏み出し、私たちが住み・暮らすこの横浜にある課題や困りごとを、少しでもなくしていけるように、解決に役立つ新たな仕掛けや仕組みを創造することに挑戦していきたいと思っています。

そのために目的を同じくする他のNPOや地縁団体の方々ともどんどんコミュニケーションをしていきます。丁寧に対話を重ねて、素敵なできごとが次々と創造されるまち・横浜をつくるムーブメントの「発火点」になりたいと思います。

また、私たちの拠点・さくらWORKS<関内>も開設から3年目を迎え、ウェブサイトも新しくなりました。
http://sakuraworks.org/

これまで以上に、地域のみなさんの力や発想を生かした素敵なイベントを実現できる場所として育てていくと同時に、このサイトを軸に活動をきちんとアーカイブして、横浜の市民力の一端が見える場として育てていきたいと思っております。

今年3月には、法人設立・ハマ経創刊10周年の記念パーティーを計画しております。多くのみなさんとお会いできることを楽しみにしています。

今年も横浜コミュニティデザイン・ラボをどうぞよろしくお願いいたします。

代表理事 杉浦裕樹