2014年6月にオープンした、地域の課題を「見える化」し、実際に課題に取り組む人や団体の様子、活動を紹介するウェブプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」に新しい機能が登場します。

今回の機能拡充では、地域課題を市民から集める新機能、クラウドファンディングやスキルマッチングなどの機能が加わり、課題解決に向けた活動に市民が実際に参加していくための仕掛けが盛り込まれています。

新機能が動き出す当日となる10月24日夜、みなさまに新機能のお披露目、クラウドファンディングに挑戦する3つのプロジェクトのご紹介をおこないます。「市民活動」「課題の可視化」「地域住民による課題解決」「コミュニティ経済」など、「地域をよくすること=LOCAL GOOD」に関心のある多くのみなさまにぜひ、立ちあっていただきたい場です。ぜひ、ご来場ください!

ー実施概要ー

日時:2014 年10月24日(金) 19:00〜21:00(18:30開場)
場所:BUKATSUDO ホール
http://www.bukatsu-do.jp/images/bukatsudo_access.png
参加費:500円(資料代)
主催:LOCAL GOOD YOKOHAMA (NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)

後援:横浜市政策局

ー参加申込ー

facebookページにて「参加する」ボタンを押していただくか、localgood@yokohamalab.jp宛に「10/24参加希望」というタイトルで参加申込をお願いします。

https://www.facebook.com/events/1482055472059563/

ー内容ー

◯19:00-19:30 LOCAL GOOD YOKOHAMAについてご紹介します

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、地域で暮らす市民が地域課題を自分ごととして認識し、自ら課題解決にとりくむコミュニティの実現を目指しています。その実現に近づくために、サイト内にどのような仕掛けをもっているのか、LOCAL GOOD YOKOHAMAを使って市民は何ができるのか、一挙にご紹介します!

◯19:30-21:00 クラウドファンディングでの資金集めに挑戦する、3つのプロジェクトについてご紹介します!

LOCAL GOOD YOKOHAMAの新機能のひとつに「クラウドファンディング」「スキルマッチング」があります。 「クラウドファンディング」は、地域課題に気づき、その解決のために動いているひとたちが、共感した支援者から支援金を集め、みんなで地域課題を解決に乗り出す資金調達の仕組みです。LOCAL GOOD YOKOHAMAサイト上で、10月24日から資金集めがはじまります。 今回は、このクラウドファンディングに挑戦する3つのプロジェクトの実行者のみなさんが感じている地域課題、そして、その課題をどのように解決していきたいと考えているのか、意気込みとともにみなさんにシェアします。

ークラウドファンディングに挑戦するプロジェクト紹介ー

◯ファール ニエンテ みんなの庭プロジェクト

萩原 達也 さん 社会福祉法人開く会共働舎施設長 1990年に設立された「開く会」が運営する事業所「共働舎」では、農園芸、パン焼き菓子製造、陶器製造を通して、知的障がいをもつ本人が主体となり、ものづくりのプロとしてのプライドを持ち社会に役立つことをもって、豊かな人生を送ることの実現を支援する場をつくることを目指してきました。現在、仕事の場を広げるため自然を生かし農業を軸にしたコミュニティレストラン「ファール ニエンテ」の開設準備を進めています。今回は、その新しい場に、障がいを持つ人と持たないひとが隔てなく、集い、憩い、共に手入れができる「みんなの庭」をつくるための資金調達に挑戦します。

◯有給職業体験プログラムバイターン プロジェクト

石井 正宏 さん NPO法人パノラマ (申請中) 理事長 進路未決定の卒業生が多い神奈川県立田奈高校で、地元企業の協力を得ながら就職希望の高校生を応援する「有給職業体験プログラム・バイターン」を実施、正規雇用者を生むなど着実に成果をあげています。今回のチャレンジでは、事業を周知して存続させていくための費用の調達を目的にしています。その費用が調達できれば、資金不足から現在休止している学校での相談活動が復活し、あわせて全国で使えるオープンな運営マニュアルのバージョンアップが可能に。高校卒業時期での支援に手をかけておけば、後年に無職状態に陥る人が減らせます。

◯おばあちゃんの編み物会社設立に向けた「商品開発」プロジェクト

岩永 敏朗 さん NPO法人五つのパン 理事 2004年設立の「五つのパン」。2012年に始めた多世代交流ものづくりワークショップ&カフェ「いのちの木」には居場所が見つからない障がい者、生活に困難を抱える若者など既存の福祉制度の中では対応しきれない人々が集います。その中で、住み慣れた地方の家を離れ、子どもたちが住む横浜で、独りで暮らす高齢者女性たちが編み物サークルを始めました。2014年夏からファッションエディターとコラボして製作したクラッチバッグが好評です。今回は、おばあちゃんたちの将来の「仕事」づくりをにらんだオリジナル商品開発にかかる経費とデザイナー人材を募集予定です。

ーお問い合わせー 045-664-9009 localgood@yokohamalab.jp