クラウドファンディングサイトが国内でいくつも立ち上がり、資金獲得のためにクラウドファンディングに挑戦する人も増えてきました。皆さんの身の周りにもお知り合いでいらっしゃるのではないでしょうか?

今後、NPONGOの活動、市民の活動を促進する手段として、クラウドファンディングは私たちにとって、より身近なものとなってくると考えられます。
欧州でもクラウドファンディングや市民の資金調達の仕組みが進んでおり、日本に先行しているとも言われています。

横浜コミュニティデザイン・ラボが運営している「LOCAL GOOD YOKOHAMA」プロジェクトの一環で、3月6日(金)19時から、バルセロナ発のクラウドファンディングサイト「Goteo」(スペイン語で”しずく”の意味)の共同創業者であるエンリックさんをトークゲストに迎え「『地域における「温かいお金」の循環のあり方を考える〜「100%OPEN」を掲げるバルセロナ発クラウドファンディング「GOTEO」共同創業者を囲むギャザリング」を開催します。

◆クラウドファンディング Goteo
http://goteo.org/?lang=en

◆エンリックさんプロフィール(英語です)
http://futureeverything.org/people/enric-senabre/

Goteoの共同創業者で、コンテンツコーディネーターもあるエンリックさんが、ヨーロッパのクラウドファンディング事情やソーシャルイノベーションを創発するクラウドファンディング「GOTEO」の手がけたプロジェクト、そのコンセプトなどを紹介します。

資金を調達する目的、調達プロセスにも「透明性、参加、協働」の思想を埋め込むスペインのクラウドファンディング「GOTEO」の運営者の生の声から、今後の日本・地域における「温かいお金」の循環のあり方を考えます。
会場は、さくらWORKS<関内>関内(横浜市中区相生町3-61)。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【GOTEOとは?】
GOTEOは、2011年10月にスタートしたスペイン発のクラウドファンディングシステム。開放性・中立性・透明性・独立性の基本原則を採用しており「100%OPEN」を掲げています。また、システム自体をオープンソース化しているほか、クリエイティブコモンズ、Opendatacommonsなど、さまざまなレイヤーで「オープン」を打ち出したプラットホームとして運営しています。

推進プロジェクトにも特徴があります。「公益」と「誰でも再利用な創造的な知」に貢献する案件に非常に力を入れており、リターン(お礼)にも、通常のモノやサービスのほか、「ソースコード」「デジタルアーカイブ」「デザイン」など無形のものも取り入れています。

【概要】
日時:3月6日(金)19:00-21:00
場所:さくらWORKS<関内> 横浜市中区相生町3-61泰生ビル2F
対象:欧州のクラウドファンディングに興味がある方、クラウドファンディングサイト運営者、オープンデータ、オープンガバメントに興味がある方、などどなたでも参加可能です。
費用:2,000円(学生1,000円、資料・ドリンク付)
主催:LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)

【お申し込み、お問い合わせ】
◯お申し込み方法
https://www.facebook.com/events/402248656609225 で「参加する」ボタンを押していただくか、「ギャザリング参加希望」というタイトルで以下メールアドレスに参加希望のご連絡をお願いします。
localgood@yokohamalab.jp

◯お問い合わせ
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
045-664-9009
担当:宮島、佐橋

◎エンリックさんプロフィール
オープンソースを使った市民のためのクラウドファンディング「Goteo.org」の共同創設者とコンテンツコーディネーターで、情報基盤の自主開発の促進や普及に革新的な取り組みをしている。Universitat Oberta de Catalunyaの教授として、情報知識社会やデジタル文化の歴史について教えているほか、バルセロナでは「Open Knowledge Foundation」の地域チャプターのメンバーとしてオープンデータとオープンガバメントの推進に務めている。Mozilla Foundationなどの機関とeラーニングのプロジェクトの推進にもかかわっている。
https://www.facebook.com/esenabre

【GOTEO と LOCAL GOOD YOKOHAMAの関係】
LOCAL GOOD YOKOHAMAはNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが運営する地域課題解決プラットフォームサイトです。
地域の課題や課題に取り組む人の紹介を行うメディア機能をもつほか、実際に2014年7月、バルセロナで行われたファブラボ運営者世界会議(FAB10)に出張したNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボのメンバーが、会議場となったDisseny Hub Barcelona(デザインハブ・バルセロナ)で「クラウドファンディングを希望するファブラボ運営者のためのワークショップ」を手がけたエンリックさんに出会い、ワークショップに参加。「オープン」「ソーシャルイノベーション」を重視するプロジェクトの在り方に共鳴し、インターネットサイトLOCAL GOOD YOKOHAMA(ローカルグッドヨコハマ)のクラウドファンディング機能に「GOTEO」を採用することになりました。

※本イベントは、横浜市立大学COC事業「平成26年度教員地域貢献活動支援事業」の「地域課題解決指標開発とロジックモデル学生ファシリテーター育成による地域課題収集システムの構築」の一環として開催します。
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/140716.html
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/pdf/140716_04.pdf

★地域をGOODにしていくための、クラウドファンディング・スキルマッチング機能、課題投稿機能を備えた情報プラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」との連携に関心があるみなさまへ
http://on.fb.me/1AMSuf9