建築を、ひらく

「建築を、ひらく」オンデザインの西田司さんに聞く
今春誕生するクリエーター拠点「泰生ポーチ」の紹介も
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 NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」が運営するシェアスペース「さくらWORKS<関内>」内の「ラボ図書環」が企画する、本の著者や編集者などをお招きする「ラボ図書環オーサートーク」。20回目となる今回は、『建築を、ひらく』を刊行したオンデザインの西田司さんをお招きします。

 「オンデザイン」(横浜市中区弁天通6)は、建築業界やデザイン業界の慣習であったトップダウン的な手法から離れ、オープンでフラットな対話型手法にシフトチェンジして活動を展開する建築設計事務所。住居から都市まで、人が集い、暮らす居場所を幅広く設計対象とし、パートナー制と呼ばれる共同設計により、建築分野におけるコミュニケーションの可能性を探る実践をしています。  共用広場付き住宅「ヨコハマアパートメント」、都市と農家をつなぐ「六本木農園」、石巻市の復興にとどまらないまちづくりプラットフォーム「ISHINOMAKI 2.0」など、住居から都市まで、人が集い、暮らす居場所を幅広く設計対象としている「オンデザイン」の思想と活動や、建築家だからこそつくることができる「パブリック」の新しいかたちについて話を伺います。

 後半は、NOGANの茂木隆宏さんにも参加していただき、横浜市中区の関内エリアにまもなく誕生するクリエーターの拠点「泰生ポーチ」の取り組みを紹介。関内エリアのまちづくりについてもディスカッションします。会場となるさくらWORKS<関内>は1970年竣工のビルをリノベーションしたシェアスペースです。同ビルのオーナー会社で、あらたに「泰生ポーチ」を運営する泰有社の伊藤康文さんもトークに参加します。

 

【実施概要】
日時 2015年2月2日(月)18時30分〜21時(開場18時)
場所 さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3-61)
参加費 1,000円(ワンドリンク付)学生500円
参加申込:以下↓フェイスブックページで「参加する」を押すか、メール info@yokohamalab.jp まで件名「オーサートーク参加希望」としてお送りください。
https://www.facebook.com/events/1029282840431984/
主催 NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
協力 オンデザイン、NOGAN、泰有社

<参加者プロフィール>
▽西田司(建築家/オンデザイン代表)
1976年神奈川生まれ。横浜国立大学卒業、東京大学非常勤講師。人の集まる環境の設計と、建築や都市におけるコミュニケーションを探る実践を行う。主な仕事に農家と都市をつなぐ拠点「六本木農園」共用広場付き住宅「ヨコハマアパートメント」復興を超えたまちづくりプラットフォーム「ISHINOMAKI 2.0」他。近著に「建築を、ひらく」。

▽茂木隆宏さん(NOGAN代表)
1982年、群馬県生まれ。東京造形大学卒業後、北山創造研究所入社。家具作家小島伸吾に師事。2010年4月、ノガン設立。green drinks yokohamaオーガナイザー。社会的課題に対して、クリエイティブな視点による解決を目指し活動を展開。市民参加型交通安全アクション「おもいやりライト」、自由過ぎるマラソン大会「よこはまシャルソン」、横浜のまちを楽しむ部活動「Yokohama Picnic Club」、オンデザインさんと共同で、創造拠点「八〇〇中心」の立ち上げ等に関わる。

▽伊藤康文さん(株式会社泰有社 取締役)
2002年に泰有社代表取締役の水谷浩士氏と出会い泰有社に従事。不動産管理運営から自社物件リーシング・売買を中心にビル経営に携わる。2011年に自社物件「泰生ビル」(中区相生町3)に「さくらWORKS<関内>」オープン後、新たなリーシングモデルを確立。NPO・クリエーターとの協働でセルフビルドを中心とした自由度の高い空間提供により稼働率100%を実現。今春、泰生ビルの向かいに誕生するクリエーター拠点「泰正ポーチ」の運営を手掛ける。

▽杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事/ヨコハマ経済新聞編集長) ※聞き手

 

【参考リンク】 『建築を、ひらく』(オンデザイン著、学芸出版社)
http://www.amazon.co.jp/dp/4761525746

 

<これまでのオーサートーク開催実績>
http://urx2.nu/fBgF

 

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