「スタジアムの宙に幸せの歌が響く街」を書いた天野春果さん

「スタジアムの宙に幸せの歌が響く街」を書いた天野春果さん

「ラボ図書環オーサートーク」シリーズは、NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」が運営するシェアスペース「さくらWORKS<関内>」内に設けられているみんなでつくるコミュニティ本棚「ラボ図書環」が企画する本の著者や編集者などを招いた公開トークシリーズです。

 今回は、プロサッカー・Jリーグチームである「川崎フロンターレ」が地域に愛されるチームになるために、話題性のある多彩な企画を、地域の人たちとともに積み重ねてきたサッカー事業部プロモーション部部長・天野春果さんをゲストに招き、お話をうかがいます。天野さんは、2016年11月に「スタジアムの宙にしあわせの歌が響く街: スポーツでこの国を変えるために」(小学館)を上梓したばかりです。

申し込みはこちら→ http://peatix.com/event/226772/

▽スタジアムの宙にしあわせの歌が響く街: スポーツでこの国を変えるために

https://www.shogakukan.co.jp/books/09388518

天野さんは、川崎市に協力して同市内の小学校で使われる副教材にフロンターレの選手たちを登場させたり、映画「テルマエ・ロマエ」「シン・ゴジラ」などとのコラボを企画したり、さらには東日本大震災直後から岩手県陸前高田市に対する被災地を支援したりと、川崎Fを縦横無尽にサポーターに楽しんでもらい、地域に役立ててもらおうというコンセプトで企画を実現し続けてきました。

2017年2月からの2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会への出向も決まった天野さんが「川崎フロンターレ」の肩書きでお話をする姿は、もしかしたらしばらく見られないかもしれません。

聞き手として、上記の本にも登場する熱烈なフロンターレファンで、元・横浜コミュニティデザイン・ラボ理事の大枝奈美さんが登壇します。「アウェー」横浜にて川崎のまちと市民に愛されているフロンターレのこと、スポーツが人々の暮らし・日常を豊かにするその可能性について、本を紹介いただきながらお話を聞いていきます。

横浜もラグビーW杯、そして東京オリンピックでは野球・ソフトボール開催などビッグなスポーツイベントを控えています。

これを単なる「消費」に終わらせず、サポーターも関わりながら、住み暮らすまちへの愛着につなげていくにはどうしたらよいでしょうか?こうした時期に天野さんの話を聞き、「スポーツと地域のしあわせなつながり」について、みなさんと一緒に考える時間を持ちたいと思っています。

■天野春果(あまの・はるか)さんプロフィール

東京都出身。1992年からアメリカ・ワシントン州立大学でスポーツマネジメントを学ぶ。 帰国後の1997年、ほぼ飛び込みで富士通川崎フットボールクラブ(現・川崎フロンターレ)の門をたたき、採用される。以後、Jリーグの理念でもある「地域密着」を実現するため、サポーターとともに、ホームタウン・川崎で暮らすことを誇りに思える企画を次々と打ち出している。2017年1月まで川崎フロンターレのサッカー事業部プロモーション部部長。同年2月から東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に4年間の出向予定。著書に「僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ」(小学館刊)がある。

▽概要

日時:1月25日(水) 19時ー21時

場所:さくらWORKS<関内>右側スペース

入場料:1,500円 学生:1,000円(事前申し込み制)

〈申し込み方法〉こちらのサイトから事前にお申し込みください。
http://peatix.com/event/226772/

★当日は、岩手県陸前高田市への支援にもなる天野さんの著作の販売も行います。

☆「ラボ図書環〜オーサートーク」これまでの実績はこちら
https://goo.gl/5n7ygb