11月26日、青森県庁職員の2名がさくらWORKS<関内>を訪れ、当方からLOCAL GOOD YOKOHAMAの事業説明をさせていただきました。

青森県エネルギー総合対策局の荒木彩也香さん、同じく観光国際戦略局の鳴海好秀さんは、「青森県の抱える課題の解決に向けて、実践型講習や全国の自治体や民間企業等のフィールドワーク等を通じて新規事業を企画・立案することで、チャレンジ意欲、企画立案能力等の基礎力向上を図り、実践能力を学ぶ」として、青森県庁内の部局を超えた若手職員で結成される「未来を変えるチャレンジャー寺子屋」プロジェクトを進めるにあたり、横浜コミュニティデザイン・ラボが運営するLOCAL GOOD YOKOHAMA事業の取り組みを参考にと、ヒアリングに来てくださいました。プロジェクトメンバーは4人で結成されています。

「昔は地域の課題は地域で解決してきた。今は昔ほどの地域のつながりがなく、例えば雪が屋根に積もった際はボランティアさんに来てもらうよう電話をして、お願いをしている現状がある。ボランティアさんに来てもらえることを知らない人は、積雪を放置してしまい、家が倒壊することもある」という東北の雪国ならではの地域課題を事例としてお話しされ、他地域の事情として新鮮に聞かせていただきました。

挑戦したいのは、困っている人と、それを解決できる人のマッチング。上記にならって言えば、電話をする知識があれば、倒壊のリスクも防ぐことができます。LOCAL GOODと目指している方向性が同じです。そこに、ICTなどの最新技術や「楽しく」参加できる仕組みとしてゲーム要素を取り入れながら、工夫をしていきたいというお話でした。

具体的な取り組みはまだ固まっていない段階ですが、現在は各地にヒアリングへ赴き、情報を集めているとのこと。LOCAL GOOD YOKOHAMAからは、現状の課題や運営の仕組みなどのお話をさせていただきました。

最終的に副知事に企画を立案し、新規事業として報告をまとめるとのこと。今後、青森県でどのようなプロジェクトが始動するのか注目です。LOCAL GOOD YOKOHAMA自身も新しいことに挑戦していきたい!と、意欲が湧いてくる意見交換の場となりました。

荒木さん、鳴海さん、わざわざ青森県からどうもありがとうございました。なんと、日帰りの弾丸来浜で観光する間もなく帰られてしまいましたが、また横浜へおいでの際は、ゆっくり観光をお楽しみください。また事務所へも来てくださいね。

(ゆ)