かながわ東日本大震災ボランティアステーションの今後の情報活用モデルを考える「新しい公共支援事業」の一環として、シャンティ国際ボランティア会(SVA)広報課長の鎌倉幸子さんを迎えた研究会を開催します。

「国際NGOのノウハウを活かした被災地支援~シャンティ国際ボランティア会の活動事例」

日時 : 2月23日(木)19:30~21:00
場所 : かながわ県民センター11階・コミュニティカレッジ講義室2
参加費無料

対象:
復興支援活動で、特に情報発信に関心を持っている方

講師 鎌倉 幸子(かまくら さちこ)さん
シャンティ国際ボランティア会(SVA)広報課長。タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ、アフガニスタンで教育・文化支援活動を行う。
現在は、岩手事務所図書館事業「いわてを走る移動図書館プロジェクト」スーパーバイザーを兼任。被災地支援活動として岩手で移動図書館事業を展開。東京と岩手を行き来し、情報発信、報告会などを開催している。
1973年生まれ。出身は青森県弘前市。

→facebookでの参加表明はこちら
http://www.facebook.com/events/160183177431684/
→メールでの参加表明はこちら
info@yokohamalab.jp

→当日の様子は、はまっこストリームの協力で、Ustream中継いたします。
http://www.ustream.tv/channel/hama-st

SVAは、東日本大震災発災翌日の3月14日から支援活動を開始。阪神淡路大震災の被災者救済から開始した緊急救援事業と30年に渡る途上国支援活動(教育・文化支援)のノウハウを生かし、現在は「いわてを走る移動図書館プロジェクト」を展開、岩手県内の陸前高田市、大船渡市、大槌町、山田町の計15カ所の仮設住宅を図書館カーで回っています。

今回の研究会は、SVA広報課長であり、同プロジェクトのスーパーバイザーである鎌倉幸子さんをゲストに、現地のニーズや支援の効率的な情報発信の方法や、震災から11カ月たった今、現地ではどの様な声が聞かれているのかをうかがいます。
また緊急復旧から復興へ向かう今のタイミングでの、ボランティアの立ち位置、意識などを「現地を自立させるのは現地自身の力であり、その人自身が持っている力は教育によって引き出すことができるのではないか」という理念で長年活動してきた国際NGO団体だからこそ見える提案や会場とのディスカッションを行います。

→公益社団法人シャンティ国際ボランティア会
http://sva.or.jp/index.html
→いわてを走る移動図書館プロジェクト
http://sva.or.jp/iwate/index.html
→日産自動車が岩手へ移動図書館車両を寄贈-本社ギャラリーで展示(ヨコハマ経済新聞)
http://www.hamakei.com/headline/6658/

日産本社ギャラリーで報告をおこなう鎌倉さん

日産本社ギャラリーで報告をおこなう鎌倉さん