インターンの渡邊です。

6月16日に万国橋会議センターで横浜コミュニティデザインラボの総会が行われました。
天気は雨。ラボから会場までの間、せっせと組んだ総会資料を持ってお手伝いさせていただきました。
悪天候の中、ラボにかかわる多くの人たちが出席され、横浜好きな人たちによるユニークさと活気溢れた雰囲気の中で総会は進行しました。

現在ラボでは15以上の事業が進行中。「色々なことをやってるんだな」と改めてラボの多忙さに驚きました。
詳しくは、事業報告書・計画書をご覧ください。

ライトニングトークは3分と短い時間の中でありましたが(だからこそかもしれないですが)、自分の個性と横浜に対する愛情を惜しみなく出すみなさんの姿は、すごく楽しそうであり、また格好良くもありました。また自分のやりたいプロジェクトを自身の手で動かす人間はこんなにも活き活きした顔をするか、ということを発見できる場でもありました。

横浜再発見の会・ハートフィールドの酒匂影寿さんは「横浜の人に、もっと横浜を知ってもらい、もっと街を愛してほしい」をテーマに、横浜の小学生を対象とした、みなとみらいを中心とした「横浜再発見ツアー」や料理コンを開催。また、今おススメは隔週の金曜日に開かれているヨコハマナイトウォークとのこと。

横浜市民放送局の梅香屋聡さんは、横浜で開催される様々なイベントをスマフォ、デジカメ、パソコン、モバイルネットなど市民が持っているものを利用した放送局を運営している。横浜の市民放送の牽引者。

ラボの理事であり、株式会社シンフォシティ代表の宮島真希子さんは、横浜ストリーム事業で人材育成講座を担当。自分探しと地域とを繋げて、市民による情報発信を講座を通して実践している。また、関内でのライター講座、三浦市でのまちカル講座、代官山・杉並・大倉山の主婦たちを対象にした文章講座など、情報発信をするのがこわい、やりたいけどできない人たちを対象に文章講座を開いています。

株式会社シェアするココロの石井正宏さんは、「社会問題を解決されるためのスキルやノウハウが色々な人にシェアされること」を目的に引きこもり支援や学生支援を行っています。現在、大学生満足度調査を実施していて、それがNHKから取材されて、7月のはじめに放送されるとのこと。

それ以外にも、計16人の発表がありました。

現在、孤独死・独居老人問題・引きこもり・若者の就職難・労働環境など多くの問題を社会は抱えています。それらの問題解決に、横浜には誰から頼まれるわけでもなく、ひょいっと手を挙げて実践する人の多いこと。また、面白いことをどんどん生み出そうとする人の多いこと。横浜の本当の魅力は、みなとみらいや中華街などの観光地ではなく、新しいことを実践する「ヒト」の多さなのかもしれないな・・・。そんなことを終始考えさせられる総会でした。