MSのサポート終了に対処
?「Windows XP」搭載PCの継続活用法を伝授?
4月12日、横浜・関内でセミナー
地域情報化プロジェクトなどを展開しているNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ(以下ラボ、横浜市中区相生町、杉浦裕樹代表理事)は、オープンソースソフトウエア(OSS)※1の普及・啓発事業に取り組むNPO法人「オープンソースソフトウエア・シティ」(以下、OSSシティ、横浜市保土ヶ谷区鎌谷町、澤田要理事長)と共催で、サポートが終わるオペレーションシステム(OS)「windows XP」搭載PCの継続活用法を伝授するセミナー「リフレッシュパソコン(Refreshed PC)活用コース」を4月12日、ラボが運営するシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」で開催します。
マイクロソフト社のOS「Windows XP」のサポートは、2014年4月9日に終了します。セキュリティプログラムの提供がなくなるために、インターネットに接続した使用のリスクが大きくなりますが、一般の市民・企業で、同OSのユーザーは多く、このOS上でしか動かないアプリケーションソフトでさまざまなデータを作成しているため、すぐに買い換えなどに対応できないケースが課題になっています。
OSSシティでは、インターネット使用時のみXPを使わず、オープンソースのOS「Linux」(リナックス)※2に切り替えることで、OSやパソコンを全面更新せずに、既存のパソコンを有効に使う活用法を考案しました。使い慣れたパソコンで、従来のデータを活用しながら、安全にインターネットを楽しむことが可能になります。
また、このセミナーに先立ち、無料で使えるワープロ・表計算ソフトのセミナー「リブレ・オープンオフィス(Libre/OpenOffice)※3活用コース 」も行います。今回、マイクロソフトのオフィスソフト「Microsoft Office 2003」もサポートを終えることから、コストをかけずに安全なオフィスソフトウエアを入手し、使い方も学べる内容となっています。
☆Windows XPサポート終了対策については、各種調査で法人ユーザー・個人ユーザーともに「コストをかけずにWindowsXP上でのデータやアプリケーションを引き続き使いたい」という結果が出ています。
<実施概要>
【開催日程】
1)リブレオフィス/オープンオフィス活用コース 2014年4月12日 10:00~12:00
2)リフレッシュパソコン活用コース 2014年4月12日 13:15~16:45
【会場】
さくらWORKS(横浜市中区相生町3-61 泰生ビル2F)
【プログラム】
◇リブレオフィス/オープンオフィス活用コース
リブレオフィス/オープンオフィスはMS Officeのエクセルやワードと同じように使える無料のソフトです。
リブレオフィス/オープンオフィスは市販のパッケージソフトではありません。リブレオフィスのウェブサイトからダウンロードしてから、パソコンにインストールします。
本講座では、受講者自らサイトからのダウンロード及びインストールを実践します。
また、家計簿などのコンテンツを実際に作成する練習をします。リブレオフィス/オープンオフィスがエクセルやワードと同じように使えることを体験していただきます。
◇リフレッシュパソコン活用コース
今年4月にWindowsXPのサポートが終了しセキュリティ更新プログラムが提供されなくなると、インターネット利用時にウィルス感染等のリスクが発生します。
本講座では、WindowsXPのサポート終了後も従来の資産を活用しつつ、インターネットを安全に利用する方法を考えます。具体的には、「インターネットはリナックスで」をキーワードに、ウィンドウズ環境とリナックス環境の共存をご提案いたします。
【参加費】
リブレオフィス/オープンオフィス活用コース 受講料:2,800円
リフレッシュパソコン活用コース 受講料:4,800円
【お申し込み先】
以下の宛先にe-mailにてお申し込み下さい。
info@oss-city.or.jp
【主催・問い合わせ先】
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ(https://yokohamalab.jp/)
メール info@ yokohamalab.jp/電話 045-664-9009
【共催】
NPO法人オープンソースソフトウェア・シティ(http://oss-city.or.jp/)
メール info@oss-city.or.jp/電話 090-4431-1859(担当:澤田要)
<参考情報>
◆NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
創造的な横浜のまちづくりを実践型で研究している非営利団体。ヨコハマ経済新聞を始めとする各種ウェブ媒体や地域情報化に関する講座・イベントなどの企画・製作・運営、市民活動や公益的なプロジェクトに対する広報支援事業などを行っています。
◆NPO法人オープンソースソフトウェア・シティ
オープンソースソフトウェアの普及ならびにITの利活用を通して、障がいをもたれた方々の社会への参画や自立支援を支援することを主眼として、2009年7月に横浜市を拠点とした団体として設立しました。
【参考データ】=引用
Windows XPのセキュリティに関する企業ユーザ意識調査 (トレンドマイクロ社)
http://bit.ly/1q2qzki
【用語説明】
※1 オープンソースソフトウエア
オープンソースソフトウェア(英: Open-source software, 略称: OSS)とは、ソースコードが利用可能で、著作権保持者がどんな目的のためでもソフトウェアを、学習、変更、そして配布するための権利を提供するというライセンスに基づいたソフトウェアのこと。
(ウィキペディアから引用)
※2 Linux(リナックス)1991年にフィンランドのヘルシンキ大学の大学院生(当時)Linus Torvalds氏によって開発された、UNIX互換のOS。その後フリーソフトウェアとして公開され、全世界のボランティアの開発者によって改良が重ねられた。リナックスは他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作する。また、ネットワーク機能やセキュリティーに優れ、また非常に安定しているという特長を持つ。
http://e-words.jp/w/Linux.html
(IT用語辞典から引用)
※3 LibreOfficeは自由でかつオープンソースのオフィススイートです。Windows、Macintosh、Linux を始めとする多くのプラットフォームで動作します。文書の作成やデータの処理の役に立つ豊富な機能を備えた6つのアプリケーションWriter、Calc、Impress、Draw、Math、Baseを提供します。
https://ja.libreoffice.org/home/
本件に関するお問い合わせ先
担当:杉浦・中村
℡ 045-664-9009(平日9:00?21:00)
info@yokohamalab.jp
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