政府や銀行などが介入せず、取引に関するデータが分散し、すべての人がデータを確認できる「ブロックチェーン」という情報技術が注目を浴びています。

「分散型台帳技術」ともいわれ、ネット上の複数のデータベースで多数の参加者が暗号化された取引記録を共有し、ユーザー同士が相互に監視しながら正しい情報を蓄積していく仕組みです。

現在私たちの暮らしになじんでいる「中央集権型」の大規模な金融システムですが、セキュリティやその確保のともなう膨大なコストが問題になっています。そのような課題を解決し、新たな決済・お金の流れをつくる技術として「ブロックチェーン」は話題になっています。

今回の「LOCAL GOOD SCHOOL プレ企画」では、今後の世界・地域にも変化をもたらす新たなこの技術を、いち早く取り入れ、地元・会津若松市で実証実験を展開している福島県・会津大学准教授の藤井靖史さんをお招きし「なぜ、いち早くこの技術に着目したのか、何を会津で実現しようとしているのか」という未来ビジョンとともに、ブロックチェーンが私たちの暮らしに与えるインパクトについて語っていただきます。

「価値を確実に記録できる」というこの技術を使い、地域通貨から循環型の再生エネルギー/電力、さまざまなシェアリングが、どのように可能になるのか。そしてそれは私たちの生活をどのように変える可能性を持っているのかー。
そんな問いに関心ある方々の参加をお待ちしています。

※時間があれば、こちらの本題に関連し、藤井さん独自のコミュニティ活性化理論=通称・味噌汁理論=についても、触れていただきたいと考えています。

「コミュニティって作るものではなく、エネルギーの流れから浮かび上がってくるものだと思うんです。」 
http://www.civicwave.jp/archives/52126065.html

【開催概要】

▼日時 2017年10月18日 19時〜21時 (開場18時)
→開場後、軽食など持ち込み飲食可です。
▼場所 横浜市中区相生町2-52 泰生ポーチ1F
http://taisei-po-chi.yokohama/
▼参加費 2000円(1ドリンク付)
▽参加申込:事前申込制。このfacebookページで「参加する」を押して頂くか、info@yokohamalab.jpまで「10/18勉強会参加希望」と書いてお送りください。定員30人。
https://www.facebook.com/events/142358759833678/

【進行予定】

▼主催者挨拶
横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事 杉浦裕樹
▼コーディネーター挨拶
郡 裕一さん
▼講演
会津大学 准教授 藤井靖史さん
▼参加者の感想・疑問のシェア
▼藤井さんからのコメント
▼話題提供:横浜内外における「リビングラボ」に関する動き
▼交流会(別途参加費あり)

【藤井靖史さんプロフィール】

会津大学准教授
1977年生まれ京都府出身。日立電子サービス、アップルコンピュータ、カナダ(カルガリー)起業参画を経て、結婚のため仙台へ移住し、起業。東日本震災- Fandroid East Japan立ち上げに参画し、その後、KLab(株)へ会社を売却。その後、福島県会津若松市へ。

【参考】

▼ITとローカルコミュニティとは融合する!?/CODE for AIZU(前編)
http://thewave.teamblog.jp/archives/1039565337.html
▼流れが先で構造が後だとコミュニティは継続される/CODE for AIZU(後編)
http://thewave.teamblog.jp/archives/1039565340.html

※このイベントは、2018年春開講を予定している「ローカルグッドスクール 横浜」(LGSY)のプレ企画として開催いたします。