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建設中の「横浜市寿町健康福祉交流センター」(撮影:2019年4月23日)


【お知らせ】

 寿町総合労働福祉会館跡地に現在建設中の「横浜市寿町健康福祉交流センター」は、2019年6月1日のオープンに向けて開設準備が進められています。
 NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは、同センター内に設置される「ことぶき協働スペース」の運営予定者となりました。横浜市健康福祉局との横浜市市民協働条例に基づく協働契約の締結に向けて準備をしています。

 「ことぶき協働スペース」は、まちづくりの担い手となる地区内外の団体や事業者等がネットワークを築きながら活動を行い、交流を活性化させることで寿地区の「開かれたまちづくり」を進めていくための拠点として位置づけられています(寿町総合労働福祉会館再整備計画より)。

横浜市との協働により、6月より以下のような事業に取り組みます。
(1) ことぶき協働スペース運営部門
 地区内外の団体や住民、学生、社会人ボランティア、企業、学術関係者がともに交流し、地域の活動活性化を進めて行く場として整備します。寿町のアーカイブ、書籍や研究資料などの収集・公開、イベントチラシの配架、情報の掲示などを行います。

(2) 寿地区内外の団体等の連携・交流推進部門
 寿地区のまちづくり・地域支援に必要な取組を創造し、継続するための地区内外の多様な活動主体との連携や協働を進めます。横浜市寿町健康福祉交流センター全体を管理運営する公益財団法人横浜市寿町健康福祉交流協会をはじめとする地域の団体と連携して実施していきます。

(3) ボランティアセンター部門
 学生ボランティアなどの事前調整やアフターケアを行うことで、学生等の知識と経験に資するとともに、寿地区の活性化に結び付けるコーディネート業務を行います。ボランティア登録制度、マッチングのあり方などについて検討し、活動に関心がある方と地域の活動団体等を結びつけていきます。

(4) 情報収集発信部門
 寿地区での取り組みや社会資源などの地域の情報のほか、まちづくり・エリアマネジメント・地域包括ケアシステム等に関する情報の収集と提供を行います。

(5) 問題解決の為のプロジェクト創出支援部門
 自治会・町内会などの地域コミュニティやNPO、企業・大学・研究機関などの様々な主体による対話型の共創活動を推進し、課題解決のためのサービスやプロジェクトの等の創出を支援します。

(6) 調査研究部門
 地区内外の大学や研究機関などと連携した調査研究事業を実施し、そこから得られるデータの構築・蓄積・運用を進めて、社会的な価値の創出を進めます。

※各事業は横浜市と契約後に協議の上で詳細を決定します

 横浜コミュニティデザイン・ラボは、2003年の法人設立からこれまでの16年間、横浜のヒト・モノ・コト・情報などの資源に焦点を当て、それらをマッチング・可視化することを通して、新しい価値を地域に生み出す活動を行ってきました。まちづくりの実践的な研究や中間支援組織としての活動を通じて得たネットワーク等を活かし、寿町の地域のみなさまと一緒に、今後のまちづくりを考えていきたいと思っています。 

 現在当法人で運営している、シェアオフィス「さくらWORKS<関内>」、市民参加型ものづくり工房「ファブラボ関内」、コミュニティカフェスペース「泰生ポーチ フロント」、WEBメディア「ヨコハマ経済新聞」「港北経済新聞」、地域の情報プラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」などの事業は、これまでと同様、支えて下さるみなさまと共に運営していきます。

 今後も横浜市内外の多くのみなさまの支えを受けながら、横浜コミュニティデザイン・ラボの視点だからこそ見えることを広く市内外のみなさまにお伝えし、次代を見据えた新しいコトにチャレンジしていく団体でありたいと思っておりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

新規事業を一緒に創り上げて下さる契約スタッフ・インターン・プロボノを募集中です。
ヨコハマ経済新聞、LOCAL GOOD YOKOHAMA等のライター編集者も同時募集。
詳しくは、こちらまで。