Circular Economy Plus School

~ 学ぶ、つながる、循環する。座学と体験で学ぶ3か月 ~
横浜を舞台にしたサーキュラーエコノミー学習プログラム
( LOCAL GOOD SCHOOL YOKOHAMA )プログラムを見る参加する

2021年1月6日開講!豪華ゲスト講師陣と共に学ぶ、横浜発のサーキュラーエコノミー学習プログラム。<参加者募集中!>

Circular Economy Plus School とは?

Circular Economy Plus School(サーキュラーエコノミープラススクール)は、横浜市が掲げるビジョン「サーキュラーエコノミーplus()」の実現に向けた、地域発のサーキュラーエコノミー(循環経済)学習プログラムです。環境にも人にも優しく、持続可能な循環型のまちづくりに関わりたい人々が産官学民の立場を超えて集い、学び、つながることで、地域の課題を解決し、横浜の未来をつくりだしていきます。

Circular Economy Plus Schoolは、横浜市、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの3者協定により展開されている、ウィズコロナ・ポストコロナにおける持続可能な横浜の未来を目指す助け合いプラットフォーム「#おたがいハマ」プロジェクトの一環でもあります。

コンセプト「学ぶ。つながる。循環する。」

「座学」と「フィールドワーク」の組み合わせによる共創型学習プログラム

サーキュラーエコノミーについて座学で学ぶ。座学で学んだあとは、フィールドワークを通じて多様な人々と出会い、つながる。つながった人と共にアクションを起こし、地域のなかに環境・社会・地域経済のすべてに恩恵をもたらす循環モデルをつくりだしていく。Circular Economy Plus School は、循環型のまちづくりに欠かせない「つながり」を生み出し、そのつながりによって地域課題の解決を目指す共創型学習プログラムです。

第2回:食のサーキュラーエコノミー

第2回では「サーキュラーエコノミーplus」が掲げる重点領域の一つ「ローカル・フォー・ローカル」のうち、「食」に焦点を当てます。横浜市内で「食」の地域循環に取り組んでいる方をゲストにお呼びし、横浜ならではの食のサーキュラーエコノミー、地産地消・食を通じた循環型コミュニティの作り方について学んでいきます。

セッション概要

当日の流れ冒頭:イントロダクション「食とサーキュラーエコノミー」(15分)加藤氏
第1部:ゲストトーク(20分×3)
「廃棄される海藻を活用した循環型農業と産学連携による地域産品づくり」今村氏・奥井氏・桐山氏
「地産地消・地域循環の経済効果を可視化する」池島氏
「コーヒー粕からのセルロースナノファイバーの分離とその利用可能性」川村氏
第2部:パネルディスカッション(60分)
テーマ:「食を通じた循環型コミュニティをどう作る?」
第3部:ネットワーキング(15分)
ゲスト講師今村美幸氏・奥井奈都美氏・桐山智氏(SDGs金澤リビングラボ)
川村出氏(横浜国立大学 大学院工学研究院 准教授)
池島祥文氏(横浜国立大学)
モデレーター:関口昌幸氏(横浜市政策局共創推進課)/ 加藤佑(Circular Yokohama / IDEAS FOR GOOD 編集長)
日時1月13日(水)18:00~20:30
場所オンライン

セッションのみどころ

第2回のテーマは、「食のサーキュラーエコノミー」。横浜というと桜木町・みなとみらいエリアの近代的な街並みを思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、実は横浜市内には市域の総面積の約7%を占める3,000ヘクタール以上の農地があり、様々な野菜や果物などが栽培されています。

地域のなかで食の循環を実現させ、地産地消を推進することは、フードマイレージ(食品の輸送距離)の削減に伴うCO2排出量の低下、健康で新鮮な食品の摂取による市民の健康増進、地域経済の活性化など様々なメリットが生まれます。

第2回の最初のゲストは、横浜市南部の金沢区を中心に活動を展開しているSDGs横浜金澤リビングラボの皆さんです。金澤リビングラボでは、廃棄予定のアマモを肥料として活用して唐辛子などの野菜を育て、地元小学生らと共に地域産品となる「金澤八味」を開発するプロジェクトを展開しています。地元農家、小学校、事業者らがどのように連携して地域に恩恵をもたらす循環型の農業プロジェクトを実現したのか、そのストーリーと今後の展開についてお話をお伺いします。また、横浜国立大学の池島祥文さんからは、上記のような地産地消プロジェクトが実際に地域にどのような経済効果をもたらすのかに関する研究結果も公表予定です。

そして、次のゲストは世界で初めてコーヒー粕からセルロースナノファイバー(CNF)の抽出に成功した横浜国立大学の川村出さんです。フードロスを活用したバイオマテリアルの開発はサーキュラーエコノミーにおいて最も注目されている分野の一つです。軽量かつ丈夫で環境にも優しいセルロースナノファイバーは「夢の素材」とも言われており、フィルターやフィルム、自動車部品など様々な分野への活用が期待されています。当日は、この革新的な研究と、コーヒー粕から抽出したCNFを実用化していくうえでの課題など、サーキュラー・イノベーションを形にするための産学連携のあり方や今後の可能性について議論していきます。

こんな人におすすめ

  • 食のサーキュラーエコノミーに興味がある方
  • 都市農業の課題や可能性について知りたい方
  • 地域の中で食や農をテーマとする循環型プロジェクトを立ち上げたい方
  • フードロスを活用したバイオ素材に興味をお持ちの方
  • 横浜の「食」に関わる実践者とつながりたい方

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