10月11日(土) 詩作をパブリックに公開する作戦会議&ワークショップ「コトバデコトバ」を行います
現代美術家・稲吉稔さんと、身近な素材を使って、懐かしい風景を詠んだ詩を飾る場所をつくろう〜 キーワードは「アップサイクル&サイトスペシフィック」
横浜の懐かしい風景をテーマにした詩をつくり、パブリックな場所で公開するための作戦会議では、さまざまな素材や展示方法についてアイデアを募ります。紙や木、さらにはリユースした素材など、役割を終えたり、見向きもされないような一風変わった「もの」に、新たな居場所をつくっていくアイデアを、手を動かしながら出していきます。
詩を展示するための「紙」や「フォント」などに関心ある方もぜひ知恵を貸してください。

※アップサイクルとは<Wikipediaから引用>アップサイクリング(upcycling)は創造的再利用とも呼ばれ、副産物や廃棄物など「役に立たないまたは不要な製品」を、より良い品質と環境価値の新しい材料または製品にアップグレード[1]して役立てるプロセスを指す。
※サイトスペシフィックとは<Wikipediaから引用>サイトスペシフィック・アート(site-specific art)とは、特定の場所に存在するために制作された美術作品および経過のことをさす。
<ワークショップ概要>
- 開催日時 2025年10月11日(土曜日)13時〜16時(出入り自由)
- 手を動かす作戦会議は13時半〜15時半を予定
- 実施場所 似て非ん家(横浜市中区末吉町1丁目21−9)
- 参加費 無料
- 申込フォームはこちら→https://forms.gle/tmc31Lgv8dSgHUam9
<個人のことばをまちに開くために〜詩と出会う場所を創ろう>
日常の空間や風景に、アートと一体となった「ひとりの言葉」が溶け込むことで、その言葉に出会った住民や来訪者が、地域の新たな魅力を発掘し、街中にはそこで住み暮らす人たちの豊かな物語にあふれているー。
そんな偶有性に満ちた、新鮮な出会いや発見を体験できる場を、この臨場プロジェクトではまちなかに出現させたいーそう願って動いています。
このプロジェクト「臨場」は、2025年度ヨコハマアートサイト事業の助成を受けて実施しています。
「臨」の字源を調べると「もともとは高いところからしっかりと目を見開いて遠くを見渡す、のぞき込む」という原義があるそうです。そこから「さらにはその場に居合わせる、直面する」といった意味合いに広がってきました。
わたしたちが今年度進めているこの「臨場」プロジェクトは、日ごろ記憶の奥底に沈んでいる懐かしい風景をサルベージ(引き上げ)して、言葉で表現する試みです。
8月のワークショップでは約10編の詩が集まりました。今後も少しずつワークショップを重ね、みなさんと記憶をたぐりよせ、共有する場をつくり、詩の数を増やしていく予定です。
<コトバデコトバとは?〜タイトルに込めた意味>
今回の作戦会議&ワークショップのタイトル「コトバデコトバ」。
稲吉さんが名付けたこのタイトルには「ことばが“おしゃれ”をしてお出かけし、見知らぬ人にも観てもいらい、風景の様に町に溶けこむ様」を表しています。
忙しない日常で、心の奥底に眠っていた個人の言葉がゆっくりと目覚めてかたちになり、おしゃれをしてお出かけする。通りを行く人にも振り向いてもらい、観てもらう仕掛けを通して、個人の言葉が人の記憶に入ってゆく仕掛けを考えています。思いもよらぬ出会いや発見を体験できる場が「ことば・デコと場」です。

制作方法と素材〜ことばを素敵に展示するには?
10月11日当日は、横浜について書かれた詩をどんなふうに展示したらみなさんが見に来てくださるのか?という問いを掲げながら、来て下さった人にアイデアをいただきます。
例えば…




「詩集」とは異なるかたちで、ことばと街中で出会う仕掛けにはどんなやり方が「あり得る」のでしょう?ぜひみなさんの知恵を教えてください。
サイズや素材は自由自在。「ことば」は直接素材に書いても、紙に書いたモノを素材に貼ることも、可能で、制作中に選択肢が変化して行く事も面白さです。つまり自由な装飾が可能です。「あったらいいな・面白いな」をどんどん出してみてください。
ベースとなる素材や紙、装飾用の素材、お手本となるサンプルも事前に準備します。
紙もそのままではなく、いろいろな「仕上げ」ができます。
- 予め和紙に自分の言葉を(水彩絵の具や墨など)で描いたモノを素材に張り込んでみる。
- レジンによるコーティングさくら通りでキラキラと光る
- 仕上げにレジンを使う場合、乾燥に24時間程度かかります。
公開が想定される場所
関内さくら通りに面した「泰生ポーチ」を会場として展示することをまず想定しています。様々なアップサイクル素材(床材や空き容器など)に装飾を施す様に自分の言葉を表現するワークショップ(以下W.S)を予定しています。展示方法としては、言葉を書いた素材を吊り下げたり、貼ったり、道路の上に置いたりなど、さくら通りの風景に溶け込む様に場(サイト)に展示する事を想定した展示となります。

