11/27 映画『みちのく秋田 赤い靴の女の子』上映会

2025年11月27日(木)に関内のシェアスペース「泰生ポーチフロント」で映画『みちのく秋田 赤い靴の女の子』上映会を開催します。

秋田ゆかりで横浜にもつながる作品を横浜で紹介します。脚本・監督の石谷洋子さん(秋田県横手市出身)も登壇予定です。​​

この映画は、明治時代の秋田を舞台に、宣教師ミス・ハリソンに育てられた少女「ハツ」の実話をもとにした人間ドラマで、秋田県各地のロケーションを通じて「国境や民族を越えた愛」を描いた作品です。主要キャストには安田聖愛、壇蜜、アナンダ・ジェイコブスらが出演しています。

物語の主人公は、秋田県の獄中で生まれた少女・金子ハツ。母・ふじは殺人罪で服役中にハツを出産します。病弱な赤子を救ったのは、若きアメリカ人宣教師・カラ・ハリソンでした。ふじの死後、ハリソンは養母となり、ハツに教育を受けさせ、やがて彼女をアメリカに連れて帰ります。ハツ(アメリカ名:コラ・ユリア・ハリソン)はハワイで教師の道を歩みますが、胸の病に倒れ、34歳でその生涯を閉じます。

実際に秋田市明徳館前に建つ「秋田の赤い靴像」と渡辺喜恵子氏の碑文に由来する物語で、童謡「赤い靴」のモデルとされる金子ハツの生涯を通して、母子の愛と異文化の絆を描いています。

<開催概要>

・日時:2025年11月27日(木) 18:30〜20:30
・場所:泰生ポーチフロント(中区相生町2)
・主催:秋田・横浜「赤い靴」交流会(仮称)
・共催: 横浜コミュニティデザイン・ラボ
・協力:横浜秋田県人会、秋田ふるさと応援団 https://akita-furusato.com
https://common3.pref.akita.lg.jp/kenjinkai/archive/kenjinnews/13674
・参加費:1500円(軽食・ドリンク付)
・参加申込:準備中(定員30人、先着順受付)

<内容>

・あいさつ
・映画上映
・石谷洋子さんトーク 
 聞き手:渡邊桃伯子(横浜秋田県人会 副会長)

◎石谷洋子さんプロフィール

1946年秋田県横手市生まれの放送作家・脚本家です。早稲田大学第一文学部を卒業後、放送作家として活動し、日本脚本家連盟理事も務めています。映画『みちのく秋田 赤い靴の女の子』では脚本・監督を担当し、多くの秋田出身者らと共に地域の歴史を掘り下げる作品づくりを行いました。また、横手城南高校銀杏同窓会東京会支部長も務め、秋田と首都圏をつなぐ市民交流にも尽力しています。近年は秋田の実話や伝統文化をテーマに、市民参加型のイベントや映像制作を精力的に推進しています。

▽映画『みちのく秋田 赤い靴の女の子』
https://akita-akaikutsu-eiga.jp/

  ☆   ☆   ☆   ☆

秋田・横浜「赤い靴」交流会(仮称)とは

横浜の「赤い靴の女の子」の物語と秋田の金子ハツとミス・ハリソンの史実を結びつけ、歴史・工芸・食の三本柱で市民交流を促進する活動です。映画上映会やガイドツアー、工芸展、食文化体験などを企画し、両地域の市民が学び・作り・分かち合う場を創出します。多文化理解と地域活性化を目指し、今後も継続的なネットワーク形成とイベント開催を予定しています。

https://www.facebook.com/events/1196072649005568