3月13日から、東日本大震災で被災した岩手県大槌町の町民が撮影した写真を紹介する写真展「大槌の宝箱」を開催します。大槌町の風景や仮設住宅での暮らしなどを伝える約100点の作品を展示するほか、大槌町などからゲストを招きトークイベントを行います。

【3月13日】
オープニングイベント トークセッション「大槌の伝え方~『大槌みらい新聞』と『走れ東北!移動図書館プロジェクト』
ゲスト:
松本裕樹さん(大槌みらい新聞記者で現地責任者)http://otsuchinews.net
鎌倉幸子さん(シャンティ国際ボランティア会)http://sva.or.jp

【3月14日】
大槌の今を映像で伝える
映画「槌音」の監督・大久保愉伊さんを迎えたトークと大久保さんによる大槌町の映像を紹介する
http://otsuchinews.net/article/20121017/151

【3月16,17日】
お茶っこの会
写真展に出品した大槌町のおばあちゃん2人を交えてお茶を飲みながら談話する

【3月18日】
『趣味の写塾』写真ワークショップ
講師:川名マッキーさん(横浜在住のカメラマン)
http://www.kazokuno.info/index1.php

【3月19日】
お母さん・おばあちゃんが伝える『大槌』
ゲスト:
船本由佳さん(元NHK横浜放送局キャスター・フリーアナウンサー)
小澤房子さん(大槌町在住・大槌みらい新聞スタッフ)

主催:「大槌みらい新聞」(岩手県上閉伊郡大槌町)
大槌みらい新聞は、2012年9月に創刊。2011年3月11日の震災後に地域紙「岩手東海新聞」が廃刊し、情報量が少なくなった岩手県・大槌町の復興を後押しするために、JCEJ(日本ジャーナリスト教育センター)の学生インターンが中心となり活動を開始しました。元地方新聞記者や、大槌町民とともに、紙の新聞とインターネットから地域に密着した情報を発信しています。

同年11月以降に町民を対象に開催してきた情報発信のワークショップでは、高齢者の町民たちがデジタルカメラで撮影。参加者から「写真を多くの人たちに見て欲しい」という声が上がり、インターネットのクラウドファンディングサイト「READY FOR?」で開催資金を集め、これまでに大槌町と東京で写真展を行ってきました。