みなさん、こんにちは。

横浜コミュニティデザインラボで、8月からインターンを開始しました。鳥取大学工学部3年の室賀ゆり子と申します。よろしくお願いいたします!

大学では統計や、経済、確率の分野からまちづくりの勉強をしています。インターンでは、オープンデータやオープンガバメントの分野に関わっていきたいと思っています。

オープンデータとは、国勢調査によってまとめられた、公共機関などが保持しているデータを、国民に開示することをいいます。こうすることによって、国や地域のもつ真の課題が国民に共有され、問題意識が生まれ、社会課題の解決につながるのです。また、国民にはデータを知る権利があり、国民の資産でもあります。

▽横浜市の保有しているデータを利用して作成した。オープンデータの一例

税金はどこへ行った? 横浜市 Where Does My Money Go?
今、新しい国の動きとして、横浜や福岡などの多数地域で、データを開示し有効的に使う仕組みを構築していく『オープンデータ流通推進コンソーシアム』という企画があります。

▽国をあげてオープンデータを進める企画の詳細(オープンデータ流通推進コンソーシアム:総務省)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu02_02000047.html

今日は、横浜ではどうオープンデータの仕組みを作り、広めていくかを考えるミーティングがありました。ミーティングには、横浜市の方や、データの研究家、オープンデータに関するNPOの代表の方などが集まり、約2時間途絶えることなく、濃い話が繰り広げられました。

地域からムーブメントを起こし、国の仕組みを再構築するということの、ものすごいパワーを直に感じ、なんて凄い所に自分はいるのだろうか、と幸せに思いながらも、話についていくことがやっとで議事メモをとっていました…

▽オープンデータ流通推進コンソーシアム体制


日本もまだまだ課題はたくさんあって、滞ってしまっていることも多いですが、行政やNPO、企業、大学とつながることによって、社会をより良くするムーブメントはいくらでも起こせるのではないだろうか!!と改めて、つながりの素晴らしさを実感しました。

コミュニティが生み出す力は無限大の可能性を秘めているのですね!