夏休みにインターンでお世話になる横浜国立大学2年の佐藤佳奈です。

よろしくお願いします。

今日は杉浦さん、室賀さんに同行させていただいて、「関東ICT推進NPO連絡協議会 第1回分科会」にオブザーバーとして参加させていただきました。

「関東ICT推進NPO連絡協議会」は、関東地域で活動するNPO法人相互間等の連携により、ICT情報通信技術:(Information & Communications Technology)を利活用したNPO法人活動の活性化を図ることによって、地域情報化を推進するとともに、地域住民の利便性の向上等、公共の福祉の増進に寄与することを目的に設立されました。? 総務省関東総合通信局と連携して調査研究を進めていき、地域に密着した情報流通の在り方について考えていくそうです。

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今回の調査研究テーマは「巨大地震発生時の被災地における情報流通の在り方について」

まず東日本大震災における通信の被災やその状況、被災者に対するインタビュー調査の結果などを総務省の事務局の方から説明していただきました。

被災者に対するインタビュー調査によると、震災直後の情報収集手段としてはラジオ・テレビを使用し、日数が経ってくると防災無線や口コミ、インターネット、携帯と変化していくそうです。

しかしながらテレビなどのメディアではローカルな災害情報を得ることが出来ず、携帯電話も使えないという状況でかなりの不便を強いられる他、被災者は大きな不安を抱えることとなりました。

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総務省の提示した案は、ある1つのエリアを約100mほどの間隔をあけて屋外用無線LAN同士でつなぐことによって無線LANメッシュをつなぐというものでした。もしそのLANがある建物がいくつか倒壊したとしても残ったAP間同士で中継ルートを繋ぎ通信を再開させるのだそうです。

APとともにカメラを設置することで、カメラの映像を情報として提供することが出来るそうです。

これが可能になった場合に携帯電話の基地局がダメになってしまった場合でも情報を手に入れられるというわけです。

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またコミュニティFMの有効性も話題になりました。twitterとラジオが連携することで地域住民から情報を集め、ローカルな情報を流すことができます。ラボが横浜に提案している情報ボランティアの件とも類似してきますが、住民とNPOなどの機関が密接な関係を築いておくことが大切です。

地域とNPOの密着性が重要視されています。ラボの力の見せ所!情報通信の面でも、人とのつながりの面でもラボのような活動をしている団体の重要性を感じました。

情報のネットワークも大切ですが、やはり最後は人と人とのつながりが一番重要なネットワークですね。今後の話し合いに期待です。