横浜市立大学COC拠点である並木シーサイドタウンサテライト・ラボ(横浜市金沢区並木一丁目 17 番)にて、3月15日、横浜市立大学COC拠点 並木シーサイドタウンサテライト・ラボ開所式典が行われました。

 横浜市立大学COCとは、環境未来都市の実現のため横浜市が進める様々な取組と連携した人材開発教育、地域貢献活動を主軸とし、民間団体、企業、などとも連携しながら多くのプログラム企画しています。

 「主役は学生だが、地域の方々にもサテライト・ラボの愛称や運営方法などをぜひ提案して頂きたい。」と話す主催の横浜市立大学学長の布施勉さん。また、同じく主催の金沢区の区長の林琢巳さんは、「地域に育てて頂くのが鍵だ。」と話しました。

 テープカットをはさんでの第2部では、実際にサテライト・ラボの中で、国際総合科学部まちづくりコースの教授である鈴木伸治さん、三輪律江さん、医学部社会予防医学教室教授の水嶋春朔さんによるリサーチの報告会が行われ、第3部では住民の皆さんとの親睦会が行われたほか、お昼には餅つきと振る舞い餅が行われ、多くの人々が新しい活動拠点の門出を祝いました。

 横浜市立大学は、もうひとつのCOC拠点として、さくらworks〈関内〉の入居する泰生ビルの4階にもサテライトを設ける予定です。さくらWORKS<関内>を中心としたNPOや企業と連携し、地域活性化のアイデア作りやウェブサイトでの情報発信の方法を学びます。

 学生の方にとっても、周りの人々にとっても良い学びや刺激の場となると良いですね。

【参考】
▽横浜市大の「地(知)の拠点整備事業」がキックオフー環境未来都市構想を推進(ヨコハマ経済新聞)
http://www.hamakei.com/headline/8469/
▽さくらWORKS<関内>
http://sakuraworks.org/