▽この講座は、原則として学生か若手社会人(概ね30歳 まで)を優先して参加を受け付けいたします。対象外の方 は、事務局にご相談ください。
「ロジックモデル」という言葉を知っていますか?
ロジックモデルとは、ある団体のミッションを実現するた めに、団体が今もっている資源や、活動のプラン、達成し たい目標や成果などを図式化した『見取り図』です。
ロジックモデルをつくることができると…
◯新しい事業を組み立てるときに、目標達成のために最善 のプランを考えるためのツールになります。
◯必要な「地域資源・人材・資金」は何か、クリアになり 、資源調達のときに説得力が増します。
◯事業のサイクルを可視化、達成度をチェックして、プラ ンの改善や見直しをするツールになります。
◯自分たちの活動を自己評価し、説明することが出来ます 。
横浜で社会課題解決を行う市民や企業、団体の取材をし、 地域に良いことを配信しているインターネットメディアL OCAL GOOD YOKOHAMAは、より、地域の課題や課題解決に取り 組む団体を深く理解するために、この「ロジックモデルを 身につけたインタビュアー」を育成することを目指して、 ロジックモデルの初心者講座を企画しました。
今回の講座の講師は、最近注目を集めているSROI(S ocial Return On Investment:社会的投資収益率、社会的費用対 効果)という指標を使い、ソーシャルビジネスや社会活動 が算出する価値や事業を評価する活動の研究、教育、実践 を行うSROIネットワークジャパンの代表理事、伊藤健 さんです。
「全3回の講義」「1回の取材」「まとめのワークショッ プ」の3つのパートから成る連続講座となっています。受 講生のみなさんには基本的に全てのパートを受けていただ きます。
自分たちでプロジェクトやイベントをつくりあげる機会が 多い方、ロジックモデルを勉強したい方には、ロジックモ デルを丁寧にいちから学ぶチャンスです!
また、インタビューやライティングスキルを磨きたい方、 横浜の各地域の活動に記者として向き合ってみたい方、L OCAL GOOD YOKOHAMAの活動に興味がある方にもオススメです 。
企業での営利活動にも社会課題解決のための活動にも有効 なロジックモデル。興味がある方はぜひ、この機会に学び ませんか?
【講義&ワークショップ概要】
◆日時:
第1回 2015年2月3日(火)18:30-20:3 0
第2回 2015年2月10日(火)18:30-20: 30
第3回 2015年2月17日(火)18:30-20: 30
まとめのワークショップ 2015年3月7日(土)13 :00-17:00
◆場所:さくらWORKS<関内>横浜市中区相生町3- 61
◆費用:無料
◆定員:30名
◆対象:学生〜若手社会人
ロジックモデルについて学びたい方、地域に関わりたい方 、取材の力を身につけたい方
【講義内容】
◯第1回 PDCA&ロジックモデルについて学ぼう
http://on.fb.me/1ymQNTg
・PDCAモデルとロジックモデルとは?その有効性と限 界について
・ケーススタディをつかってPDCAモデルとロジックモ デルを理解をする
・グループワーク
◯第2回 ステークホルダー分析とインパクト・マップの 作成をしよう http://on.fb.me/156TRbY
・社会課題を構成するステークホルダー・モデルについて 考えよう。
・ケーススタディによる解説
・グループワーク
◯第3回 KPIの設定、データ収集と分析のためのインタビューの 想定をしよう http://on.fb.me/1B5BgL3
・想定したロジックモデルが、本当に問題解決に寄与する ものなのかについての検討を行い、既存の事業とのギャッ プを考える
・ロジックモデルに指標としてのKPIを付与する。ベン チマークとしてのマクロデータの収集の方法について検討 する。
・ロジックモデルにもとづいて、対象団体に関連するステ ークホルダーについて、誰にどのようなインタビューを行 う必要があるか、またどこからどのようなデータを入手す る必要があるかについて、ケーススタディで考える
・第1回に触れたPDCAサイクルの中で、これら指標が どのように活用されるかを考える
◯第3回の講義が終わった段階で(2/17〜3/ 6)、関心のあるテーマに関する活動を行う団体を選んでい ただき、実際に地域で活動する団体へのインタビュー取材 にいっていただきます。団体の選定、受講生の都合が付く 日にもとづいた団体との取材日程調整は事務局のほうで行 います。
◯最終回 まとめと最終プレゼンテーション
インタビューを行った結果、最終化されたロジックモデル を全体で共有、各グループごとに発表を行い、ディスカッ ションを行う。
【講師】
NPO法人SROIネットワークジャパン 伊藤健さん
http://www.sroi-japan.org/
国内の大学在学中にNPO活動にスタッフとして関わり、 台湾への留学を経験。卒業後、日系メーカー勤務を経て、 米国Thunderbird, The American Graduate School of International Management にてMBAを取得。帰国後、GE Internationalに入社。2005年よりソー シャルベンチャー・パートナーズ東京へパートナーとして 参加。2006年より2008年までディレクター。20 08年よりNPO法人ISL社会イノベーションセンター 統括ディレクターとして、社会起業家の支援育成プログラ ムの運営に携わる。2007年より慶應義塾大学SFC研 究所上席所員(訪問)。2010年11月より慶應義塾大 学政策・メディア研究科 特別研究助教。
【お申し込み】
フォームから必要事項を入力の上、お申込みください。
http://bit.ly/1yfxE8V
*Facebookでの「参加する」ボタンだけではお申 し込みになりません。必ず、上記フォームよりお申し込み ください。
FBページはこちら▽
https://www.facebook.com/events/787280641345187/
【お問い合わせ】
LOCAL GOOD YOKOHAMA事務局
045-664-9009(担当:サハシ)
【主催/共催/企画】
主催:横浜市立大学国際総合科学部 影山研究室
共催:NPO法人 SROIネットワークジャパン
企画:LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン ・ラボ)
※本イベントは、横浜市立大学「平成26年度教員地域貢 献活動支援事業(恊働型)」の「地域課題解決指標開発と ロジックモデル学生ファシリテーター育成による地域課題 収集システムの構築 」の一環として実施します。
http:// www.yokohama-cu.ac.jp/univ/ pr/press/pdf/140716_04.pdf