横浜市では、横浜市民の生活の現状と課題を把握し、横浜の都市としての魅力と課題を市民と共有化するため、昭和39年から3~4年ごとに「横浜市民生活白書」を発行しています。

今回、横浜国立大学の4つのゼミに所属する学生たちが「市民白書プロジェクト」として、「横浜市の団地問題」、「まちづくりと食と農:農地転用とフードロス」「地産池消の経済効果」、「横浜市の住宅事情」、「都市部の高齢者の帰属化による社会的孤立問題解消に向けて」、「がん治療と就労の両立‐患者の生活を中心とした患者・企業・医療機関・行政の連携を目指して‐」、「転職市場におけるミスマッチ改善のために」について調査研究を行いました。

報告会では各学生が研究とヒアリング調査によってまとめた内容や、各ゼミがグループ研究した内容を発表します。
今回の市民白書プロジェクトでは、横浜市が抱える課題の中でも、市民の「暮らしやすさ」や「福祉」に焦点が当てられています。さらに人口や世帯など環境の変化と併せて課題分析するのが大きなテーマとなっています。

日時:2月13日(金)10時〜13時
会場:さくらWORKS<関内>
http://sakuraworks.org/institution/
※JR・市営地下鉄関内駅、MM線馬車道駅から徒歩3~5分程度

主催:横浜国立大学 地域実践教育研究センター
http://www.chiki-ct.ynu.ac.jp/
協力:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
横浜市政策局 政策支援センター
参加対象者:プロジェクトメンバー+社会起業家、NPO関係者等

発表内容・テーマ
1.横浜市の団地問題
2.まちづくりと食と農:農地転用とフードロス
3.地産池消の経済効果
4.横浜市の住宅事情
5.「都市部の高齢者の帰属化による社会的孤立問題解消に向けて」
「がん治療と就労の両立‐患者の生活を中心とした患者・企業・医療機関・行政の連携を目指して‐」
「転職市場におけるミスマッチ改善のために」

※横浜の地域課題の解決に興味がある市民・企業の方の参加を歓迎します。

【プログラム】
10:00 挨拶
10:02 趣旨説明
10:05 学生報告①公募型「横浜市の団地問題」15分
10:20 質疑応答 10分
10:30 学生報告②池島ゼミ「まちづくりと食と農:農地転用とフードロス」20分
10:50 質疑応答 10分
11:00 学生報告③長谷部ゼミ「地産池消の経済効果」20分
11:20 質疑応答 10分
休憩10分
11:40 学生報告④岡部ゼミ「横浜市の住宅事情」20分
12:00 質疑応答 10分
12:10 学生報告⑤相馬ゼミ 25分
「都市部の高齢者の帰属化による社会的孤立問題解消に向けて」
「がん治療と就労の両立‐患者の生活を中心とした患者・企業・医療機関・行政の連携を目指して‐」
「転職市場におけるミスマッチ改善のために」
12:35 質疑応答 10分
12:45 全体討論
12:55 挨拶

【参考】
「横浜市民生活白書」は、横浜市が、横浜市民の生活の現状と課題を把握し、横浜の都市としての魅力と課題を市民と共有化するため、昭和39年から3~4年ごとにを発行している。
2000年代に入って刊行された3冊の白書(『よこはまの暮らしやすさ。』<2001年>、『よこはま市民生活白書2006』、『横浜市民生活白書2009』)は、いずれも90年代後半以降の社会変動(社会・経済のグローバル化、家族の縮小、雇用の不安定化、格差社会の進行等)によってもたらされた市民生活の新たな課題を明らかにし、その対応策を検討する編集方針となっている。
http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/hakushyo/

 

 

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