12月20日(水)18時30分から泰生ポーチで、横浜地域情報誌『はま太郎』編集長の成田希さんと、昨年『ローカルメディアのつくりかた:人と地域をつなぐ編集・デザイン・流通』を出版した影山裕樹さんをお招きし、トークイベントを開催します。
横浜ふたり出版社「星羊社」を立ちあげ、横浜地域本『はま太郎』『横濱市民酒場グルリと』、青森本『めご太郎』などを刊行している成田さんと、行政や企業、出版社などさまざまなセクターと協働してメディアや出版物の編集を行ってきた影山さんと、ヨコハマ経済新聞編集長の杉浦裕樹の対談も行います。
地元で紙やWEBのメディアをつくって「地域の情報発信」の可能性を考えたい方、地域の情報発信や交流に関わりたい人々や、自治体の地域振興を考える担当者、地元企業の経営者や広報部の方、「ローカルメディア」について、一緒に考えてみませんか?
(ラボ図書環オーサートークvol.42 協力:かながわローカルメディアミーティング)
◎ゲストプロフィール
▽成田希(なりた・のぞみ)さん
1984年生まれ 、青森市出身。横浜のふたり出版社、星羊社編集長、兼イラストレーター。大学進学にともない横浜に住み始める。大学院卒業後、出版社勤務、フリーライターを経たのち、星山健太郎と星羊社を立ち上げる。2013年、横浜の地域情報誌『はま太郎』創刊。2015年『横濱市民酒場グルリと』、2017年青森市の地域本『めご太郎』刊行。「はま太郎」vol.14 は12月22日刊行予定。
https://twitter.com/seiyou_sya
▽影山裕樹(かげやま・ゆうき)さん
1982年生まれ。編集者、プランニング・エディター。「スタジオボイス」、フィルムアート社編集部などを経て独立。アート /カルチャー書のプロデュース・編集、ウェブサイトや広報誌の編集のほか、各地の芸術祭やアートプロジェクトに編集者/ディレクターとして関わる。著書に 『大人が作る秘密基地』(DU BOOKS)、『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)。
https://twitter.com/kageyamayuki
◎コーディネーター・司会
▽船本由佳(ふなもと・ゆか)さん
みなとくらす主宰。森ノオトのライターでワークショップデザイナーでもあり、子育て当事者による子育て支援団体「まま力の会」を主宰。神奈川県内で活動する情報発信者・メディア関係者が中心となって、メディア運営にまつわる情報交換や問題意識の共有、先行事例について研究行う公開会議「かながわローカルメディアミーティング」では総合コーディネーターを務める。
https://www.facebook.com/yuka.funamoto.7
◎コメンテーター
▽杉浦裕樹(すぎうら・ひろき)
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事、ヨコハマ経済新聞編集長。音楽・ダンス・演劇やイベントの舞台監督を務めた後、2003年にICTを活用してまちづくりに取り組むNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボを設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を創刊。2011年にシェアオフィス「さくらWORKS<関内>」、 2013年に「ファブラボ関内」、2014年にメディア・データ可視化・スキルマッチング・クラウドファンディング機能を備える参加型WEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」の運営を始めた。
<概要>
日時:12月20日(水) 18:30〜20:30(開場18:00) 終了後に忘年懇親会
会場:泰生ポーチ(横浜市中区相生町2-52)
定員:25名
受講料:1,500円(ドリンク・つまみ・さくらWORKS<関内>ドロップイン1日利用券付、学生500円)
参加申込:FACEBOOKページで「参加する」を押していただくか、info@yokohamalab.jpまで件名に「12/20オーサートーク参加希望」と書いてお送りください。
主催:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
協力:かながわローカルメディアミーティング
【参考】
■「星羊社」
星羊社は、「情報媒体の製作・執筆・編集・発行」「オリジナル雑貨の販売」等を主な事業目的に掲げ、2013年8月、横浜は伊勢佐木町に設立した小さな会社です。オフィスに選んだのは、戦前から存在する古い古いビルの一室。この場所から、「手触りのよいモノ・コト」をお届けすべく、スタッフ2名が自ら情報収集に走り、手先を動かし、頭をフル回転させて、製作活動に取り組んでいます。
https://www.seiyosha.net/
■「ローカルメディアのつくりかた」 影山 裕樹 著(学芸出版社)
地域はローカルメディアの実験場だ。お年寄りが毎月楽しみに待つ『みやぎシルバーネット』、福岡にある宅老所の面白雑誌『ヨレヨレ』、食材付き情報誌『食べる通信』他、その地に最適なかたちを編み出し根づいてきた各地の試みを、3つの視点「観察力×コミュニケーション力」「本・雑誌の新しいかたち×届けかた」「地域の人×よそ者」で紹介する。
http://www.gakugei-pub.jp/mokuroku/book/ISBN978-4-7615-1362-7.htm
■「かながわローカルメディアミーティング」
2017年6月にスタート。誰もが情報発信できる社会の中で、どのように情報を集め、編集し、伝えていけばよいのか、講師からの話題提供を受け、参加者間で対話を重ねるスタイルで交流を深めている。月一回の公開会議スタイルを基本とし、これまでに「一次情報の大切さ」「SNS時代の情報収集・発信について」「地域メディアとSDGs」「障がいに関する情報発信と協働作業におけるダイバーシティ」をなどをテーマに公開会議を展開。ミーティングを通してネットワークを形成し、神奈川から発信する地域情報の質を向上させることを目指している。神奈川県の「かながわボランタリー活動推進基金21」の平成29年度ボランタリー活動補助金を得て、森ノオトが運営。
▽ローカルメディアミーティング、始めます!(森ノオト)
http://morinooto.jp/2017/06/09/lmmtg/
▽地域の情報発信プレイヤーが交流会 「かながわローカルメディアミーティング」が参加者募集(ヨコハマ経済新聞)
https://www.hamakei.com/headline/10216/
■<ラボ図書環オーサートークについて>
NPO法人「横浜コミュニティデザイン・ラボ」が運営するシェアスペース「さくらWORKS<関内>」内のみんなでつくる本棚「ラボ図書環」が企画する本の著者や編集者などをお招きする公開トークシリーズ。
https://goo.gl/5n7ygb