NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは、よこはま共創コンソーシアム(以下の11社による協働事業体)の一員として、横浜市との市民協働条例に基づく協働事業を受託いたしました。
地域課題・社会課題の解決に向け、様々な共創やオープンイノベーションの取組の検討・検証を重ねることで、協働・共創の連携による様々な主体との課題解決モデルの創出と横展開を目的とし、協働・共創の一体化を目指した実証実験を、令和5年6月1日より開始します。
協働機能と共創機能の一体化を目指した実証実験について
横浜市は5月30日、地域課題や社会課題の解決、新たな価値の創出やそのための人材育成及びネットワーク形成をさらに促進していくための新たな取り組みを開始することを発表しました。横浜市庁舎1階の「横浜市市民協働推進センター」内にコーナーを設けて、協働と共創の一体的取組の試行的取組の実験実証を6月1日から公民連携で実施します。
協働と共創の取組を一体的に展開していくことで、それぞれの強みを活かした事業について試行的に取り組んでいきます。
【検証する機能】
①総合相談機能、②調査・研究機能、③情報発信・交流・連携機能、④人材育成機能、⑤プラットフォーム支援機能、⑥事業の効果測定、⑦オープンイノベーションの手法や仕組みの創発、⑧寄付の仕組みの構築と推進
実証実験概要
目的
複雑化・多様化する地域課題や社会課題を行政だけで解決していくことは困難であることから、これまで横浜市では、自治会町内会や大学、NPOなど様々な団体との協働の取組に加え、企業をはじめとした様々な民間事業者と行政の対話により連携を進める共創という手法で新たな価値を生み出してきました。
令和4年12月に策定した中期計画では、協働・共創の視点を基本姿勢の一つとして掲げ、地域課題や社会課題の解決、新たな価値の創出やそのための人材育成及びネットワーク形成をさらに促進していくこととしました。
地域課題・社会課題の解決に向け、様々な共創やオープンイノベーションの取組の検討・検証を重ねることで、協働・共創の連携による様々な主体との課題解決モデルの創出と横展開を目的とし、協働・共創の一体化を目指した実証実験を、令和5年6月1日より開始します。
実証実験期間
令和5年6月1日(木)~令和6年3月29日(金曜日)
協働事業受託者
よこはま共創コンソーシアム(以下の11社による協働事業体)
・株式会社トラストアーキテクチャ
・特定非営利活動法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
・特定非営利活動法人横浜スタンダード推進協議会
・株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ
・株式会社ガバメイツ
・ハーチ株式会社
・株式会社横浜セイビ
・一般社団法人横浜資産研究開発機構
・特定非営利活動法人KUSC
・一般社団法人団地暮らしの共創
・いよいよ株式会社
キックオフイベントについて
実証実験に伴い、6月1日(木曜日)~6月2日(金曜日)の期間で、キックオフイベントを実施します。
1日の「トークセッション」、2日の「子どもたちによるYOKOHAMAの明日をひらくワークショップ」の会場入場は関係者のみ(YouTube配信あり)となります。
事前予約不要、参加費無料。
関連イベントについて
6月3日(土曜日)~6月4日(日曜日)の期間で、よこはま共創コンソーシアムとの連携イベントを実施します。
事前予約不要、参加費無料。
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協働・共創の一体的取組の試行実施(実証実験) キックオフイベント
6月1日(木)
トークセッション「協働と共創で明日をひらく都市を実現するために」
【時間】13時00分~15時00分
協働と共創の推進拠点の試行実施にあたり、これからの横浜が目指す協働・共創の在り方について、学識者によるトークセッションを実施します。トークセッションの様子は、YouTubeにてご視聴いただけます。
【ゲストトーク】
・大澤幸生(共創ラボ共催、東京大学大学院教授)
・齊藤ゆか(市民協働推進委員会委員、神奈川大学教授)
・鈴木伸治(市民協働推進委員会委員長、横浜市立大学教授)
・藤原徹平(都市計画審議会委員、横浜国立大学大学院准教授)
・田口真穂(ヨコハマ未来戦略委員、横浜薬科大学准教授)※コーディネーター
▽YouTube配信URL
https://youtube.com/live/DRUOeU5ijqo
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6月2日(金)
「子どもたちによるYOKOHAMAの明日をひらくワークショップ」
【時間】10時10分〜12時35分
【会場】アトリウム(横浜市庁舎1階)
地域の中で活動している市内の小中学生がアトリウムに集結し、YOKOHAMAの未来を語りあいます。
また、横浜の過去を学ぶために、開港記念日にちなんだ横浜の魅力を再発見する連携イベントも開催されます。
開港記念日に子どもたちが描く明日のYOKOHAMAを市庁舎1階から発信します!!
市庁舎1階に設置されている市民協働推進センターにおいて、より多くの主体と連携できるよう、協働機能と共創機能の一体化を目指した実証実験(※)が令和5年6月1日にスタートします。
実証実験開始に伴い、子どもたちによるキックオフイベントを開催します!
地域の中で活動している市内の小中学生がアトリウムに集結し、明日のYOKOHAMAの未来を語りあいます。また、横浜の過去を学ぶために、開港記念日にちなんだ横浜の魅力を再発見する連携イベントも開催されます。
開港記念日に子どもたちが描く明日のYOKOHAMAを市庁舎1階から発信します!!
※共創・オープンイノベーションを推進する事業者が市民協働推進センターにおいて、共創に係る事業の実施及び、試行的に協働と共創の一体的な取組を実施し、その効果を検証します。
<タイムテーブル(予定)>
10時10分~10時15分 オープニング
10時15分~10時41分 協働事例紹介
①西前小学校、②みなとみらい本町小学校、③鶴見小学校、④瀬ケ崎小学校、⑤上瀬谷小学校
10時40分~10時43分 山中竹春市長コメント
10時43分~11時15分 ワークショップ:テーマ「YOKOHAMAの明日をひらく」
ファシリテーター:藤原徹平准教授(横浜国立大学准教授)+ 学生・オンデザインメンバー、市内リビングラボメンバー:山口正斗(瀬谷ハチミツリビングラボ)、浅葉弾(SDGs横浜金澤リビングラボ)、江森克治(はまっこ未来カンパニー推進委員、横浜スタンダード推進協議会)ほか
11時15分〜11時41分 ワーク発表
11時41分 山中竹春市長コメント
11時43分 ドローン撮影
11時46分 写真撮影
12時08分 閉会
12時16分〜12時36分 近隣施設PRタイム:はまみらい〜開港祭〜みなと博物館〜シルク博物館
▽5/26付 記者発表資料
子どもたちによるYOKOHAMAの明日をひらくワークショップを開催します! 横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2023/0526_asuwohiraku.html
「Weavee Podcast公開収録」
【時間】13時30分〜14時30分
【会場】アトリウム(横浜市庁舎1階)
収録の様子は、YouTubeにてご視聴いただけます。
【トークテーマ】
「子育てしやすい横浜市」について各団体の目線から見た課題感とその解決案
【登壇者】
・山本欣子(ぐるっとママ横浜代表)
・佐々木忠弘(京浜急行電鉄株式会社 生活事業創造本部)
・中島翔(磯子杉田リビングラボ)
・鈴木八朗(井土ヶ谷リビングラボ)
・関口昌幸(横浜市政策局 共創推進室)
【トークMC】
・竹岡望(ママ夢ラジオ代表・SDGs横浜金澤リビングラボ)
<ママ夢ラジオ>
京急沿線の子育てママをつなぐプロジェクトを進める、京浜急行電鉄株式会社と株式会社わたしたちが、横浜市の京急沿線で子育てに関わるゲストを招き、子育てしやすいまちづくりについて発信する音声配信番組「Weavee Podcast/ウィービーポッドキャスト(仮)」。
番組を通じて、子育てに関する情報を市内の子育て世代と共有し、横浜市の充実した子育て環境の実現に向けて、様々な取り組みを発信しています。
https://mamayumeradio.com/
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/zh7fjF9mANk
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よこはま共創コンソーシアムとの連携イベント
6月3日(土)
「共にYOKOHAMAの明日をひらく仲間をつくる」
【会場】スペースA・B(横浜市庁舎1階)
※各プログラムはYouTubeで視聴が可能です。
昨年(令和4年)12月に確定した「横浜市中期計画2022~2025」。この計画では、市民みんなで、共にめざす都市像として、「明日をひらく都市 OPEN × PIONEER 2040 YOKOHAMA」を掲げています。これには「横浜に関わる、全ての人が前を向き、希望にみちあふれた毎日を送れる、世界のどこにもない都市を共につくる」という横浜市の強い決意が込められています。
「明日をひらく都市」を実現していくために、まず私たちは、世界中の人たちから「横浜で子育てをしたい」と思っていただけるようなまちを創りたいと考えています。市民が安心して、生き生きと子育てできるまち、子どもたち、一人ひとりが、それぞれの個性や能力に応じて、思う存分に活躍できるまちを創ることこそが、そこに暮らす誰もが前を向き、希望にみちあふれた毎日を送れる都市づくりにつながるはずだからです。
この中期計画で、「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ」を「基本戦略」に掲げたのは、そのためです。この基本戦略に従って、横浜市行政は「明日をひらく都市」を実現するため、あらゆる策を講じていきます。一方で、その実現のためには、行政だけでなく、これを共に目指す仲間を市民や企業、学識研究者の皆様から募り、増やして行く必要があります。仲間とは、現在、市民として横浜を支えてくださっている方々は、もちろんのこと、横浜で学ぶ方、働く方、そして、今後横浜市民となっていただく方、横浜で生まれる方、です。
このような多様で多彩な仲間たちを増やし、より多くの市民が参画するオープンな対話と仲間たちとの先駆的な公民連携の取組によって「明日をひらく都市」を目指すための実証実験のキックオフイベントとして、6月3日に「共にYOKOHAMAの明日をひらく仲間をつくる」を開催します。
このイベントは、市庁舎低層部をハブとして、リビングラボやまちbizなど市内各地の協働・共創の取組をライブ中継する中で、YOKOHAMAの明日をひらく仲間づくりをどう進めて行くかを参加者の皆さんと共に考えていきます。
「横浜のリビングラボからの発信~多彩な仲間たちと取り組む地域課題解決」
【時間】10時00分~12時00分
横浜市内のリビングラボの取組をリレー形式で、それぞれの現場からお伝えします。
このプログラムを視聴頂ければ、横浜のリビングラボの目指しているもの、取組内容などを理解いただけます。
【発表団体】
・磯子杉田リビングラボ
・みどりオリーブリビングラボ
・都筑リビングラボ
・みどりWell-beinGood!リビングラボ
・すすき野団地リビングラボ
・瀬谷ハチミツリビングラボ
・ひとりでも住み続けられる横浜リビングラボ
・障害者・高齢者イノベーションリビングラボ
・竹山未来先どりクラブ
・SDGs横浜金澤リビングラボ
・とつかリビングラボ
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/JgyF9eohcGE
「国内外のリビングラボ動向とこれからの”共創”の可能性」
【時間】13時30分~16時00分
ウェルビーイングな暮らしやサスティナブルな社会を実現する手法としてリビングラボが注目され、横浜をはじめ日本全国での実践が増えてきています。一方で、どのようにすれば持続可能なリビングラボ運営ができるのか、という悩みもよく聞くようになりました。
そこで、本セッションでは、リビングラボの国内外の動向を振り返りながら、日本において持続可能なリビングラボ運営をテーマとしたトークセッションを行います。長期的な転換(Transition)を志向している海外事例や、リビングラボなどの共創活動がまちをどのように豊かにしているのかを測るウェルビーイング指標などについて、登壇者より話題提供いただき、対話します。
【進行】
・木村篤信(地域創生Coデザイン研究所、東京理科大学、日本リビングラボネットワーク)
【登壇者】
・南雲岳彦(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事、横浜市立大学大学院客員教授)
・近藤早映(三重大学大学院工学研究科建築学専攻准教授)
<登壇者プロフィール>
・南雲岳彦(一般社団法人スマートシティ・インスティテュート 専務理事、横浜市立大学大学院客員教授、三菱UFJリサーチ&コンサルティング専務執行役員)
地球環境と市民が共存し、誰もが幸福になれるグリーン&デジタルなまちづくりと国づくりに従事。デジタル庁田園都市Well-Being指標委員会委員、内閣府規制改革推進会議等の国の審議会委員、自治体・企業のアドバイザー、京都大学経営管理大学院、横浜市立大学大学院、タリン工科大学客員教授、RMIT大学シニア・フェロー等兼任。
https://www.sci-japan.or.jp/
・近藤早映(三重大学大学院工学研究科建築学専攻 准教授)
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)、一級建築士、インテリアプランナー有資格。主な研究テーマは、各種地域計画(中心市街地活性化、公共空間整備のあり方や施設再編計画)や、まちに育つ子育て施設の未来。近年は、リビングラボにおける共創スキームを実践しながら研究中。
https://kyoin.mie-u.ac.jp/profile/3582.html
・木村篤信(地域創生Coデザイン研究所、東京理科大学、日本リビングラボネットワーク)
NTTにてデザイン研究チームを牽引し、企業サービスデザイン、地域ソーシャルデザインの実践研究、教育に従事。国内外のリビングラボ調査研究や大牟田など地域パートナーとの実践研究の知見をもって、人々が主体的に共創できる社会の実現を目指す地域創生Coデザイン研究所の設立に参画。現職。博士(工学)。
https://sites.google.com/view/co-creation-on-ubuntu
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/BwaNXF0_ZBk
「社会起業家による地域課題解決~横浜スタンダード推進協議会とまちなかbizの取組から~」
【時間】16時10分~17時25分
地域ビジネスや社会的企業を通じて地域課題解決を目指す横浜スタンダード推進協議会とまちなかbizの取組を、第11回OICHIビジネスアワード会場からの会場中継を交えて中継します。
https://machibiz.com/business-award_20230603
【進行】
・前川知英(よこはま共創コンソーシアム代表、株式会社トラストアーキテクチャ代表取締役)
【登壇者】
・坂佐井雅一(協同労働協会OICHI理事長、横浜スタンダード推進協議会理事)
・高岡玲子(まちなかbizみどり代表、いよいよ株式会社代表取締役)
<登壇者プロフィール>
・坂佐井雅一(協同労働協会OICHI理事長、起業支援センターまちなかbizあおば代表)
自身の力で道を切り開くために起業し、NPO法人協同労働協会OICHIを設立。地域コミュニティの拡大を目指し、起業支援や交流会を通じて地域ビジネスを育み、地元での自立・起業を推奨している。
https://oichi.org/ https://machibiz.com/
・高岡玲子(いよいよ株式会社代表取締役社長、起業支援センターまちなかbizみどり代表)
地域の課題に”おもしろいとビジネスとデザインで解決”をコンセプトに創業。起業支援や商店街のイベント企画、広報、事務局運営など”個人”と”まち”への支援を行う。他団体と協働し営利と非営利の両面からも地域活性化をサポート。デザインを軸に分野を横断しながらウェルビーイング(いい感じ)を目指して活動中。
https://midori.machibiz.net/ https://www.iyoiyo.co.jp/
・前川知英(よこはま共創コンソーシアム代表 / 株式会社トラストアーキテクチャ代表取締役)
1984年生まれ。東大工学部・工学系研究科にて大澤教授の東大一期生としてチャンス発見学を学ぶ。金融機関で金融×AI×ICTを用いた業務変革を経験した後、2018年トラストアーキテクチャ創業。主に地方銀行と地方自治体向けDX推進支援および顧客・市民のニーズ抽出とデジタル&リアル融合コミュニケーションを支援している。
https://www.trst-arc.com/
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/7dRUlhy0zLw
「家族に頼らない新しいケアのあり方を考える公開研究会」
【時間】18時30分〜20時00分
超高齢人口減少社会の到来とともに世帯の単身化が急速に進む中で、家族に頼らない新しいケアの仕組みをどのように形成していくかを、多様なメンバーと共に、様々な角度から考えます。
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/AU5XUqKx6B4
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6月4日(日)
「協働機能と共創機能の一体化を目指した実証実験」
キックオフイベント&連携イベント(よこはま共創コンソーシアム主催)
【会場】スペースA・B(横浜市庁舎1階)
※各プログラムはYouTubeで視聴が可能です。
協働事業受託者による「よこはま共創コンソーシアム」の取り組みを紹介します。
新しい地方創生のモデルを発信し、よこはま共創コンソーシアムのビジョン共有・交流促進と全国各地のリビングラボの方々とのネットワーク作りの機会とします。
セッション1「公民連携による横浜の共創の推進に向けて 〜構成団体のビジョンと活動の紹介〜」
【時間】11時00分~12時00分
【進行】
・前川知英(よこはま共創コンソーシアム代表 / 株式会社トラストアーキテクチャ代表取締役)
【協働事業体】
・株式会社トラストアーキテクチャ
・特定非営利活動法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
・特定非営利活動法人横浜スタンダード推進協議会
・株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ
・株式会社ガバメイツ
・ハーチ株式会社
・株式会社横浜セイビ
・一般社団法人横浜資産研究開発機構
・特定非営利活動法人KUSC
・一般社団法人団地暮らしの共創
・いよいよ株式会社
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/l-5pK_D6Hq0
セッション2「横浜市内の共創を推進するために大学が果たす役割を考える」
【時間】13時00分~15時00分
横浜市内の共創を推進するために大学が果たす役割を考えます。公益の増進に寄与する活動を持続可能にするために、大学の知見の提供とともに人・物・金などの経営資源を結びつけていくためのアプローチについての対話を行います。
【進行】
・杉浦裕樹(特定非営利活動法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
【登壇者】
・宮﨑智之(横浜市立大学教授・学長補佐、JST共創の場形成支援プログラム プロジェクトリーダー)
・真鍋誠司(横浜国立大学教授、共創革新ダイナミクス研究ユニット主任研究者、地域連携推進機構ネクスト・アーバン・ラボ・横浜産学官共創推進ユニット長)
<登壇者プロフィール>
・宮﨑智之(横浜市立大学 研究・産学連携推進センター 拠点事業推進部門 部門長・教授 学長補佐、JST共創の場形成支援プログラム プロジェクトリーダー)
2004年横浜市立大学医学部を卒業。横浜市立大学附属病院や藤沢市民病院での勤務を経て、2012年に医学博士号を取得。横浜市立大学医学部で研究を開始。世界に先駆けてAMPA受容体認識PET薬剤の開発に成功し、精神・神経疾患のメカニズム解明等に資する研究を展開する。
▽「ミーター」とは | Minds1020Lab|横浜市立大学 共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
https://minds1020lab.yokohama/meetaa/
・真鍋誠司(横浜国立大学教授、共創革新ダイナミクス研究ユニット主任研究者、地域連携推進機構ネクスト・アーバン・ラボ・横浜産学官共創推進ユニット長)
神戸大学経済経営研究所専任講師、横浜国立大学経営学部准教授、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zurich)上級研究員を経て、現職。2021年4月から2023年3月まで経営学部長。専門は、オープンイノベーションのマネジメント。2021年、知的財産及び法律業務のDX開発及びサービス等を手掛ける、株式会社FineMetricsを設立(取締役・CSO)。
https://er-web.ynu.ac.jp/html/MANABE_Seiji/ja.html
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/hYpA2gu__IA
セッション3「持続可能なリビングラボの展開を目指して」
【時間】15時30分〜19時00分
2023年秋に横浜で開催予定の「第5回リビングラボネットワーク会議」に向けたディスカッションを3部構成で実施します。
第1部「第8次産業を目指して農・福・商・教・スポーツ連携を考える(仮)」
【時間】15時30分〜16時30分
横浜市内のリビングラボの担い手や経営者たちと一緒に、第8次産業への進出を模索します。横浜の地域資源を活かした第8次産業の可能性を共有し、新たな時代を切り開くための多角的視点と独創的アイデアについてオープンに議論します。地域の未来を共に創造する一歩を一緒に踏み出しましょう。
【進行】
・関口昌幸(横浜市政策局 共創推進室)
【登壇者】
・川田勝也(一般社団法人ジャパンフーズプロジェクト代表理事)
・山下和弥(一般社団法人ジャパンフーズプロジェクト)
・高岡玲子(みどりWell-beinGood!リビングラボ)
・山口正斗(瀬谷ハチミツリビングラボ代表、NPO法人MIKs代表理事)
・藤森茂和(特定非営利活動法人KUSC、神奈川大学体育サッカー部監督補佐)
・串田賢司(みどりオリーブリビングラボ)
・奥井奈都美(SDGs横浜金澤リビングラボ代表)
・鈴木仁(都筑リビングラボ、横浜コミュニティデザイン・ラボ)
・小林隆志(都筑リビングラボ、キリンホールディングス株式会社)
・河原勇輝(一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事、株式会社Solar Crew代表)
<登壇者プロフィール>
・川田勝也(一般社団法人ジャパンフーズプロジェクト代表理事、株式会社エススリーブランディング代表取締役、農水省 中央プランナー、日本農福連携協会六次化アドバイザー)
デザイナーとして企業、サッカーチームのブランディング・デザインを多数担当。現在は地域課題に耳を傾け、食や工芸を通して課題解決から活性化するプロジェクトを全国で実施。農福連携、スポーツ、自治体との連携による地域ブランドの立ち上げに多数関わる。
https://japan-foods-project.jp/about-us/
・山下和弥(一般社団法人ジャパンフーズプロジェクト アドバイザー)
国会議員秘書を9年間務めた後、葛城市議会議員を経て葛城市長を2期8年間奉職。全国青年市長会会長、無電柱化を推進する市区町村長の会会長等を歴任。市長職を引退後全国の自治体の相談に乗るかたわら、リコージャパン(株)を初め様々な企業・プロジェクトのアドバイザーとして活躍している。
https://japan-foods-project.jp/about-us/
・高岡玲子(いよいよ株式会社代表取締役、まちなかbizみどり代表、みどりWell-beinGOOD !リビングラボ代表、グラフィックデザイナー)
地域の課題に”おもしろいとビジネスで解決する”をコンセプトに創業。起業支援や商店街のイベント企画、広報、事務局運営など”個人”と”まち”へのサポートを行う。他団体と協働し営利と非営利の両面からも地域活性化サポートを展開。デザインを軸に分野を横断しながらウェルビーイング(いい感じ)を目指して活動中。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/midori-well-beingood/
・山口正斗(瀬谷ハチミツリビングラボ代表、NPO法人MIKs代表理事)
1998年横浜市生まれ。専修大学卒業直後にNPO法人MIKsを立ち上げ、デジタル推進講座を横浜市を中心に開催し、地域新聞に多数掲載される。現在は瀬谷ハチミツリビングラボ代表に就任し、2027年に開催される国際園芸博覧会に向けて、ミツバチを通した地域活性を目指すPJを、政策局、環境創造局、健康福祉局、教育委員会などと連携しながら進めている。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/seya/
・串田賢司(みどりオリーブリビングラボ)
1967年に串田家農家の長男として生まれる。1993年串田設備入社。2005年ライオンズクラブ入会。2006年に串田設備代表取締役就任。2020年に鴨居商栄会(商店街)会長就任。2021年 オリーブ栽培に出会いオリーブ事業を開始した。2019年から緑法人会副会長を務めている。趣味は野球・バスケットボール観戦等。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/midori-olive/
・藤森茂和(NPO法人KUSC、神奈川大学体育サッカー部監督補佐)
1970年横浜生まれ。神奈川大学在学中から約30年間大手スポーツクラブでフィットネス・ヘルスケア・健康経営・地方創生等の事業に従事。人口4500人の北海道小清水町が公民連携で進める防災拠点型複合庁舎「ワタシノ」のプロジェクトに参画、2023年5月28日グランドオープン。生まれ育った横浜で5年後に100周年を迎える母校の学生と共に、国交省補助事業の竹山団地プロジェクトを推進している。
https://www.kanagawa-u.ac.jp/news/details_23241.html
・奥井奈都美(SDGs横浜金澤リビングラボ代表、アマンダリーナ合同会社代表)
金沢区の地域資源や神奈川の農産物を活かし、地産地消、リユース(3R)、食品ロス削減を実践している。”もったいない!から、おいしい!へ”がものづくりのコンセプト。摘果された青みかんを原料に使用したドレッシングの製造・販売や、地域の素材をふんだんに使用した、金澤八味唐辛子の監修を行う。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/kanazawa/
・鈴木仁(都筑リビングラボ、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)
発達障害に起因したうつ病により引きこもりを経験。都筑リビングラボと出会い、みなさんとの傾聴と対話によりエンパワメントされ、再び就労への糸口を掴む。横浜市会議員くさま剛事務所事務員を経て、現在、横浜コミュニティデザイン・ラボ常勤職員。デジタル推進と人のエンパワーメントに焦点をあてた「ちいさなデジタル推進室」事業を担当。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/tsuzuki/
・小林隆志(都筑リビングラボ、キリンホールディングス株式会社) 1969年横浜生まれ。会社員。キリンビール入社後、経理部門、経営企画部門の経験を経て、海外事業や新規事業インキュベーションに携わる。現在は経営監査部門に属しながら発達障がいのこども達の生きづらさを解決するプロジェクトを推進中。また、横浜市中区PTA連絡協議会会長、山元小学校PTA会長、純国産メンマプロジェクトメンバーとして、横浜市を中心とし、広く社会課題解決に向き合う活動を続けている。
https://livinglabsupportoffice.yokohama/livinglab/tsuzuki/
・河原勇輝(一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事、株式会社Solar Crew代表)
深刻化する空き家問題、不足する避難所問題などを受け、空き家活用を主とする株式会社Solar Crewを立ち上げ活動中。グッドライフアワードでは『空き家×防災拠点』活動で環境大臣賞を受賞。NPO法人green bird横浜南チームリーダーとして市内5拠点でゴミ拾い活動を展開。ヨコハマSDGsデザインセンターでは地域コーディネーターを務める。
https://livinglabsupportoffice.yokohama
・進行:関口昌幸(横浜市政策局 共創推進室)
2012年から政策局政策支援センターで「市民参加型の課題解決の実現」「地域経済の活性化」のための地域課題解決イノベーションの仕組みづくりに従事。共創推進室では、産官学民の共創による地域課題解決拠点、リビングラボを市内各地で展開。2019年に循環型まちづくりによる公民連携イノベーションモデルとして「サーキュラーエコノミーplus」ビジョンを策定。(仮)
https://www.city.yokohama.lg.jp/business/kyoso/kyoso-info/kyoso.html
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/OrBvOiYKqXs
第2部「PPP/オープンイノベーションによる都市創造のための外部経営資源の調達について」
【時間】16時40分〜17時50分
よこはま共創コンソーシアム協働事業体の理事団体である株式会社トラストアーキテクチャ、株式会社ガバメイツ、株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボの代表3者と、政策局共創推進室「共創ラボ」を共催してきた東京大学大学院 大澤幸生教授による対談を行います。
PPP等の共創およびオープンイノベーションによる都市創造のために民ができること、官に期待すること、また外部経営資源獲得のために必要とされる各種KPIの役割および設計方法について語ります。
【キーワード】
ふるさと納税(企業版、個人版)、ふるさとチョイス、ファイナンス、資金調達、まちづくり、鉄道沿線を巻き込んだ都市開発、必要とされる指標
【進行】
・前川知英(よこはま共創コンソーシアム代表 / 株式会社トラストアーキテクチャ代表取締役)
【登壇者】
・大澤幸生(共創ラボ共催、東京大学大学院教授)
・別府幹雄(株式会社ガバメイツ代表取締役)
・藤原徹平(横浜国立大学准教授、株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ)
<登壇者プロフィール>
・大澤幸生(共創ラボ共催、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授)
東京大学で工学博士取得後、他大学で教職を歴任して現職。人間の繋がりと心身の営みを軸としたデータ利活用について著書、論文、産官学での招待講演多数。人工知能関連の諸会議の国際化、トップカンファレンスの牽引にも尽力。人工知能学会の功労賞・業績賞を含めて多数受賞し、「横浜市オープンデータ特別功労賞」も受賞。
http://www.panda.sys.t.u-tokyo.ac.jp
・別府幹雄(株式会社ガバメイツ 代表取締役社長、追手門学院大学客員教授、中小企業診断士)
1960年今治市生まれ。富士ゼロックス、ワールド、コニカミノルタ勤務を経て2022年3月に株式会社チェンジとのJVでガバメイツ創業。人口規模別、業務別に200以上の自治体の業務データを保有し、業務標準化の切り口から全国の自治体DXに貢献している。横浜市においても連携協定による全庁業務量調査を実施し、職員の働き方改革の取り組みを支援中。
https://govmates.jp/top-message/
・藤原徹平(横浜国立大学准教授、株式会社フジワラテッペイアーキテクツラボ主宰、一般社団法人ドリフターズインターナショナル理事)1975年横浜生まれ。建築家。横浜国立大学大学院修了後、隈研吾建築都市設計事務所にて世界の多様な都市でのプロジェクトを担当。2012年より横浜国立大学大学院Y-GSA准教授。これからの地域社会を支えるアーキテクチャの可能性を、都市計画、建築、産業、アート、福祉、住まいなど多様な角度と役割から探求し続けている。
https://twitter.com/fujiwalabo
・前川知英(よこはま共創コンソーシアム代表 / 株式会社トラストアーキテクチャ代表取締役)
1984年生まれ。東大工学部・工学系研究科にて大澤教授の東大一期生としてチャンス発見学を学ぶ。金融機関で金融×AI×ICTを用いた業務変革を経験した後、2018年トラストアーキテクチャ創業。主に地方銀行と地方自治体向けDX推進支援および顧客・市民のニーズ抽出とデジタル&リアル融合コミュニケーションを支援している。
https://www.trst-arc.com/
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/3zoCPdfpesM
第3部「第5回全国リビングラボネットワーク会議に向けて」
【時間】18時00分~19時00分
横浜をはじめとする日本全国でのリビングラボ実践が増える中で、新たな共創のあり方や、外部経営資源の活用など、その実践知の共有が課題になっています。
そのような状況を踏まえ、2018年より、日本のリビングラボ実践者がつながり、ノウハウ・経験を共有すべく、全国リビングラボネットワーク会議が開催されてきました。
これからの社会において求められる”共創”のあり方を対話する場として、今年は、横浜版リビングラボとして多数の実践が生まれている横浜にて第5回全国リビングラボネットワーク会議を開催します。
本セッションでは、実行委員会設立に向けて、これまでの日本や横浜でのリビングラボの取り組みを振り返りながら、対話を行います。実行委員会設立の趣旨にご賛同いただける皆さんのご参加・ご連絡をお待ちしています。
【進行】
・木村篤信(地域創生Coデザイン研究所/東京理科大学/日本リビングラボネットワーク)
【登壇者】
・河原勇輝(一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事、株式会社Solar Crew代表)
・白井洸祐(株式会社インフォバーン、日本リビングラボネットワーク)
◎構成
1.リビングラボのこれまでとこれから
・これまでの日本のリビングラボ活動、全国リビングラボネットワーク会議
・課題を共有し、価値を生みだすために
2.横浜におけるリビングラボの動向
・横浜での共創の実践(磯子リビングラボ、ヨコハマSDGsデザインセンター、ソーラークルーでの実践等)
・共創の実践を支えるYOKOHAMAリビングラボサポートオフィスの紹介
3.日本リビングラボネットワークの活動内容
・日本のリビングラボの課題と、日本リビングラボネットワーク設立趣旨
・今後の活動内容
4.第5回全国リビングラボネットワーク会議の実行委員会設立に向けて
・準備委員会の企画趣旨と設立プロセス
<登壇者プロフィール>
・河原勇輝(一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス代表理事、株式会社Solar Crew代表)
深刻化する空き家問題、不足する避難所問題などを受け、空き家活用を主とする株式会社Solar Crewを立ち上げ活動中。グッドライフアワードでは『空き家×防災拠点』活動で環境大臣賞を受賞。NPO法人green bird横浜南チームリーダーとして市内5拠点でゴミ拾い活動を展開。ヨコハマSDGsデザインセンターでは地域コーディネーターを務める。
https://livinglabsupportoffice.yokohama
・白井洸祐(株式会社インフォバーン IDL部門、日本リビングラボネットワーク)
編集的かつ社会的な視座から、企業の事業開発やブランディング等に携わるデザイナー。持続可能性や文化づくり、価値の循環を重視し、地域でも行政や生活者を巻き込む協働プロジェクトやサービスデザインに取り組む。一般社団法人サイクル・リビングラボ理事のほか、丹後リビングラボ(京丹後市で価値共創を推進する事業)の事務局メンバーを務める。
・木村篤信(地域創生Coデザイン研究所、東京理科大学、日本リビングラボネットワーク)
NTTにてデザイン研究チームを牽引し、企業サービスデザイン、地域ソーシャルデザインの実践研究、教育に従事。国内外のリビングラボ調査研究や大牟田など地域パートナーとの実践研究の知見をもって、人々が主体的に共創できる社会の実現を目指す地域創生Coデザイン研究所の設立に参画。現職。博士(工学)。
https://sites.google.com/view/co-creation-on-ubuntu
▽YouTube配信URL
https://www.youtube.com/live/1ql4Nxn5K30