東日本大震災が発生してから1年が経ちました。

福島・宮城・岩手の東北3県を中心に、壊滅的被害を受けた被災地ですが、暮らしやこころの復興を目指す住民がゆっくりと、しかしたくましく動いています。
一方、首都圏など被災地から離れた地域では、1年が経過し、報道量が減少したことなどから、災害の記憶が急速に失われつつあります。

大災害の傷跡が深く残る地での新たなコミュニティ再建は、被災地の力だけでは果たせません。
地域の声に共感する多くの支援の輪が不可欠です。
記憶の風化をせき止め、長期にわたる復興を支えるつながりを広げていくとき、鍵を握るのは「情報の発信」です。

復興支援にかかわるすべての人たちは、被災した地域を再生し、歴史をつくる現場に立ち会っています。
誰もが簡単に発信できる時代、被災した地域を元気にしていくために、どのような視点でわたしたちは現場に向き合い、情報を使いこなしていけばよいのでしょうか?
「情報」をキーワードに、東北地方で活動するジャーナリスト・NPO法人メンバーらの報告をもとに考えを深め、「2年目のアクション」につなげていきます。

日時 : 3月25日(日)13:30?17:00(13:00開場)
場所 : かながわ県民センター2F ホール
参加費無料、定員200名

主催 かながわ東日本大震災ボランティアステーション事業における情報活用モデル開発事業 会議体

→詳細・申し込み
http://ksvn.jp/news28293.html
→facebookでの参加表明はこちら
http://www.facebook.com/events/318995691487476/

▽PART1 13:40?15:00
基調講演「当事者から始まる~被災地で出会う自助と支援の形」
寺島英弥氏 河北新報社編集局編集委員 http://flat.kahoku.co.jp/u/blog-seibun/

▽PART2 15:10?16:30
トークセッション「東北を元気にする情報支援とは?」
北村孝之氏 ボランティアインフォ(NPO法人申請中) http://volunteerinfo.jp/
並河進氏 助けあいジャパン情報レンジャー(宮城県新しい公共の場づくりのためのモデル事業)
小杉卓氏 NPO事業サポートセンター復興支援ITボランティア学生リーダー

▽PART3 16:35?16:55
かながわの情報ボランティア活動報告「神奈川の力を被災地の力に」
伊藤朋子氏 KSVN編集ボランティア
落合稔氏 ITお助け隊