10月10日(火)開催の横浜市立大学エクステンション講座「地域力診断ツールセミナー」にて、横浜コミュニティデザイン・ラボ代表の杉浦が、CSOネットワークの黒田かをりさんとのトークセッションに登壇することになりました。
お時間の合う方はぜひご参加下さい!
「地域力診断ツールセミナー」
現代は、地域がそれぞれの特性を生かし、活性化を図らねばならない時代です。そのためには、地域課題の特性を知るだけではなく、地域にどれだけの能力があるのか、何に長けていて何が不足しているのかを知る必要があります。そのための有効なツールが「地域力の診断ツール」です。本講座では、一般財団法人CSRネットワークから講師をお招きし、地域力の診断ツールを使いこなすためのセミナーを開催します。
第1部 ワークショップ:「『地域の力』診断ツールがめざすもの」
「地域の力」診断ツールは、CSOネットワークが、地域の専門家達から成る「地域の力フォーラム」とともに開発した、地域の持続可能性を地域の人々が主体となって診断するための道具です。その地域がどのように持続可能であるかを、その地域に住み人々自らが主体となって診断します。診断により地域の現状を把握し、新たな取り組みへとつなげていただくことを目的としています。
第2部 トークセッション:黒田 かをり × 杉浦 裕樹 「横浜の地域力を引き出す!」
◎黒田かをりさんプロフィール
CSOネットワーク 共同事業責任者
民間企業勤務後、米国コロンビア大学ビジネススクール、日本経済経営研究所、アジア財団を経て、03年から国際協力・開発分野での市民社会組織のグローバルなネットワークを進める。「CSO連絡会(現・CSOネットワーク)」に勤務。06年国際交流基金日米センターのNPOフェローシップで、国際労働規格SA8000を策定・認定する「Social Accountability International」にて研修。07年10月よりISO26000策定の日本のNGOエキスパートを務める。2000年米国イリノイ州公認会計士資格取得。
<概要>
平成29年10月10日(火) 17:00~19:00
会場:横浜市立大学 金沢八景キャンパス
講師:
・黒田 かをり(一般財団法人 CSOネットワーク事務局長・理事)
・長谷川 雅子(一般財団法人 CSOネットワークプログラムオフィサー)
・杉浦 裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事)
企画監修
・影山 摩子弥(横浜市立大学学術院国際総合科学群 教授)
募集人数:50人
受講対象:学生・一般
受講料:無料
主催 / 横浜市立大学地域貢献センター
共催 / 一般財団法人CSOネットワーク 、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
後援 / 横浜市政策局
▶詳細、お申込はこちらから
http://www.yokohama-cu.ac.jp/ext/lib/20171010chiikiryoku.html
▶「地域の力」診断ツール(一般社団法人CSOネットワーク)
https://www.csonj.org/activity2/organic/community-power-assessment
【参考】
ワークブック『「地域の力」診断ツール~地域資源を活かしたコミュニティの内発的な発展に向けて~』
地域の中には、地域資源の活用や、第一次産業の経済的自立、都市住民との交流等を積極的に図り、外部資源や資金に依存しない「内発的発展」を遂げている地域が数多くあります。「地域の力フォーラム」は、こうした各地の取り組みを2013年から2年かけて訪ね、そのポイントを学んできました。そうした地域には、人と人、人と自然の間に豊かな関係が息づいており、住民主体の取り組みが活発に行われています。それらに共通する要素を「地域の力」と呼び、その「地域の力」こそが、地域に住む人々の幸福度を高め、他の地域の人々を惹きつけ、持続可能性へとつながっていくものと私たちは考えました。
近年、地域の暮らしを評価する試みとして様々な幸福度指標の作成が、東京都荒川区を皮切りに取り組まれています。「地域の力」診断ツールではこの流れも踏まえ、地域住民が主体となる「地域の力」を指標化してわかりやすく提示することを試みています。内発的な地域づくりを目指す方々に、この指標を「ものさし」として利用し、新たな気づきや取り組みの検討につなげていただければ幸いです。本ワークブックでは、診断ツールとともに、地域に出向いて実際に診断ツールを使用していただいたワークショップの様子や結果も掲載しています。
(ワークブック「「地域の力」診断ツールとは」より抜粋)
編集・発行:一般財団法人CSOネットワーク、2016年4月1日
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