横浜市は、2050年までの温室効果ガス実質排出ゼロ(脱炭素化)を目指す「Zero Carbon Yokohama」の実現に向け、様々な取組を進めています。
取組の一つとして、イクレイが進める「1.5℃ライフ共同キャンペーン」の一環である「若者を対象とした動画コンペティション」を、イクレイ加盟都市であるフィンランド・トゥルク市と連携して実施しています。
本事業は、特定非営利活動法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、RCE横浜若者連盟、横浜市の三者で同キャンペーンに関する実施協定書を締結し、協働で実施しています。
トゥルク市は長野市、横浜市とともに、若者にビデオアートを通して、気候変動対策に有効なヒントを提案してもらうよう呼びかけました。
環境にやさしいライフスタイルとはどんなものでしょうか?
トゥルク市、長野市、横浜市は若者たちにこの質問に対する創造的な答えを聞いてみました。
審査員による第一次選考で優秀作品を選び、YouTubeで公開。動画を見て、好きなものに「いいね」ボタンを押して投票。優勝者は審査員の点数とYouTubeの「いいね」の数を合計して、選出されます。
1.5℃ライフスタイルとは、持続可能で環境にやさしい生活であり、気候変動を加速させ、自然を過度に消費する生活ではありません。1.5℃はパリ協定の目的であり、この目標を実現するために必要なライフスタイルの変革は、Sitraの報告書であるPathways to 1.5-Degree lifestyles by 2030のなかで示されました。 Circular Turku projectを通して、イクレイは本共同キャンペーンを支援し、COP26のような国際的な気候変動対策のプロセスに繋げていきます。また、1.5℃ライフスタイルの専門家を招集し、COP26の期間中に優勝作品を大きく取り上げる予定です。
横浜市記者発表資料はこちら。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/ondan/2020/1228videocompetition.html