第5回:ウェルビーイングとサーキュラーエコノミー(ヘルスプロモーション)


第5回では、サーキュラーエコノミーplusが掲げる重点領域の一つ「ヘルスプロモーション」に焦点を当てます。高齢化が進む横浜においてどのように誰もが健康でいきいきと学び、働き、暮らせるまちづくりを実現していくか、横浜市内で地域のヘルスケアに取り組んでいるゲストの方をお呼びして、その具体的な取り組みを学んでいきます。サーキュラーエコノミーが目指す究極の目的となる「ウェルビーイング」の実現に向けた地域のありかたを模索していきます。

座学セッションやフィールドワークの「オンライン参加」は、チケットをご購入いただければセッション終了後もアーカイブ動画をご視聴いただけます。

フィールドワーク
第5回は、ことぶき協働推進センターにて実施します。

■ モデレーター

小林野渉(ことぶき協働スペース)

公共の福祉や人権への関心から、ことぶき協働スペース(運営:NPO法人コミュニティデザイン・ラボ)スタッフに。LOCAL GOOD YOKOHAMAの運営や、新型コロナウイルスに向き合う公民連携プラットフォーム「 #おたがいハマ」ではよくしゃべる縁の下の力持ちを目指して奔走。まちづくりプランナーや環境デザイナーとしても活動。地域では、横須賀市汐入宮元青年会総務、川崎中島広報企画室副代表を務める。編集者、クリエイティブ・ディレクター、地図制作者。デザインチームSUMOGREE主宰。

■ 日時:2月6日(土)13:00~15:00

■ 場所:ことぶき協働推進センター

■ 流れ:

13:00 開始
13:10 チェックイン(自己紹介、本日期待することなど)
13:20 イントロダクション:寿町の歴史や活動紹介/フィールドワークの方法/ウェルビーイングについて/寿の人やまちの循環/「問い」を考える準備(20分)
13:40 フィールドワーク:寿地区周辺のまち歩き (40分)
14:20 ディスカッション/アウトプット:

『私にとってのウェルビーイングとは?』
寿町での学びから感じて、考えたことをチームで共有し、紙にアウトプットするセッションです。
14:50 チェックアウト
15:00 解散

■ことぶき協働スペースとは
2019年6月より、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが横浜市との協働事業として運営する、横浜市寿町健康福祉交流センター内に開設した寿地区の地域包括支援・調査研究などの事業拠点です。スペース利用、ボランティア希望などの相談コーディネートや、自治会・町内会などの地域コミュニティやNPO、企業、大学、研究機関などの様々な主体による対話型の共創活動を推進し、課題解決のためのサービスやプロジェクトの創出を支援します。

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◆Circular Economy Plus School とは?

Circular Economy Plus School(サーキュラーエコノミープラススクール)は、地域で暮らす「ひと」に焦点を当てた横浜独自の循環型まちづくりビジョン「サーキュラーエコノミーplus(※)」の実現に向けた、地域発のサーキュラーエコノミー(循環経済)学習プログラムです。環境にも人にも優しく、持続可能な循環型のまちづくりに関わりたい人々が産官学民の立場を超えて集い、学び、つながることで、地域の課題を解決し、横浜の未来をつくりだしていきます。

※サーキュラーエコノミーPlusとは?
サーキュラーエコノミーPlusは、横浜独自のサーキュラーエコノミービジョンです。「Plus」は「人」を意味しており、サーキュラーエコノミーを資源循環や経済成長の視点だけではなく、まちで暮らす人々のウェルビーイングを実現するための手段として捉え、下記の4つを重点領域に定めています。

食や再生可能エネルギーの地産地消、空き家や遊休農地といった地域の遊休資産を活用した循環型のまちづくり、地域全体のウェルビーイングを実現するためのヘルスプロモーション、地域の中に循環経済の担い手を増やすためのパラレルキャリア推進など、多角的な視点からサーキュラーエコノミーを捉え、多様な主体が活動に取り組んでいます。

1)ローカル・フォー・ローカル~地域のものは地域に還す~
地域における資源循環と電力・食の地産地消による気候危機への挑戦
2)サステナブルデベロップメント~持続可能なまち繕い~
空き家や遊休農地など活かされていない空間の有効活用による持続可能な「まち」の実現
3)ヘルスプロモーション~人生100年の時代の健康戦略~
介護、ヘルスケア、スポーツ、生活サービス産業の総合的なプロモーションによる生涯活躍社会の展開
4)パラレルキャリア~会社や学校にとらわれないもう一つの学び方・働き方~
乳幼児から高齢者まで、個人に寄り添うフレキシブルな働き方・学びの場の創出による「ひと」のエンパワーメント

◆Circular Economy Plus School の特徴

1. 座学(オンライン)と体験(フィールドワーク)を組み合わせたハイブリッド型学習
同プログラムは全12回のオンライン座学セッションと、全10回のフィールドワークにより構成されています。座学セッションではサーキュラーエコノミーに関する体系的な知識や具体的な実践事例を学び、フィールドワークでは、実際には横浜のまちに繰り出し、循環型まちづくりの現場訪問やワークショップを実施します。

2. 講師は横浜市内外で活躍するサーキュラーエコノミーの専門家と実践者
グローバルなサーキュラーエコノミーのトレンドに精通している海外在住のサーキュラーエコノミー専門家から、横浜市内で循環型農業やまちづくりに取り組んでいる実践家、循環型ビジネスに関わる企業経営者、NPO代表、大学教授、横浜市の行政職員など、まちに関わる30名以上の様々なプレイヤーが講師として登壇します。

3. 産官学民が一体となった学びのプラットフォーム
同プログラム最大の特徴は、産官学民のセクターを超えて多様な主体が一体となり、共に教え、共に学び合うプログラムとなっている点です。行政・企業・NPO・学術・消費者など様々な視点からサーキュラーエコノミーのありかたを模索していくことで、サーキュラーエコノミーへの移行に欠かせない多様なステークホルダーの協働機会と、システミックな視点を提供します。

◆Circular Economy Plus School のプログラム概要

開催期間:1月6日〜3月27日(3か月)

開催日時:
座学セッション(全12回):原則毎週水曜日 18:00~20:30(一部例外あり)
フィールドワーク(全10回):毎週土曜日 10:00~または13:00~

開催場所:
座学セッション:オンライン
フィールドワーク:横浜市内各地(一部は横浜市外で実施)

参加定員:
座学セッション:オンライン50名
フィールドワーク:5~20名程度(回によって異なる)

参加費用:
座学セッション:各回1,500円(全12回一括購入:15,000円)
フィールドワーク:各回1,500円
※学生は500円割引(割引コード “student”と入力してください)

主催:LOCAL GOOD YOKOHAMA 2.0 実行委員会(Circular Yokohama(ハーチ株式会社)、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、LOCAL GOOD YOKOHAMA(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ)

◆プログラム構成(全12回)

第1回「横浜のサーキュラーエコノミー」( 1/6・水)
フィールドワーク:なし(オンライン懇親会を座学セッション後に実施)

第2回「食のサーキュラーエコノミー」(1/13・水)
フィールドワーク:SDGs横浜金澤リビングラボ視察@(1/16・土)

第3回「再エネとサーキュラーエコノミー」(1/21・木)
フィールドワーク:空き家リノベーション体験@神奈川県箱根町(1/23・土)

第4回「サーキュラーエコノミーとまちづくり」(1/27・水)
フィールドワーク:森ノオト視察(1/30・土)

第5回「ウェルビーイングとサーキュラーエコノミー」(2/3・水)
フィールドワーク:横浜市中区寿町(2/6・土)

第6回「サーキュラーエコノミー時代の新しい働き方」(2/10・水)
フィールドワーク:緑園リビングラボ視察(2/13・土)

第7回「プラスチックのサーキュラーエコノミー」(2/18・木)
フィールドワーク:ごみ拾い活動(2/20・土)

第8回「ファッションのサーキュラーエコノミー」(2/22・月)
フィールドワーク:プラスチック活用ワークショップ(2/27・土)

第9回「サーキュラーエコノミーとスタートアップ」(3/3・水)
フィールドワーク:サーキュラービジネスアイデアソン@Haishop(3/6・土)

第10回「サーキュラーエコノミーとDX」(3/10・水)
フィールドワーク:サーキュラーエコノミー×DXワークショップ(3/13・土)

第11回「ドーナッツ経済学で考えるサーキュラーエコノミーplusの価値」(3/17・水)
フィールドワーク:ドーナッツ経済学ワークショップ 3/20(土)

第12回「公民連携による横浜発のサーキュラーイノベーション」(3/24・水)
フィールドワーク:なし(オンライン懇親会を座学セッション後に実施)

※セッション及びフィールドワークの内容は変更になる可能性があります。
※第7回のフィールドワーク「ごみ拾い活動」への参加は無料となります。
※座学セッションは原則毎週水曜日18:00~となりますが、第3回(1/22)・第7回(2/18)は木曜日、第8回(2/22)は月曜日となっております。ご注意ください。

◆各回の概要
※各回の詳細についてはCircular Economy Plus School 公式ページ をご確認ください。

■ Circular Economy Plus School おすすめの参考書籍
サーキュラーエコノミに―ついて詳しく学びたい方は、ぜひ下記書籍も参考にしてください。

『サーキュラー・エコノミー・ハンドブック 競争優位を実現する』(海老原城一著・日本経済新聞出版 )※第10回に登壇予定
『サーキュラー・エコノミー: 企業がやるべきSDGs実践の書』(中石和良著・ポプラ社)
『ドーナツ経済学が世界を救う 人類と地球のためのパラダイムシフト』(ケイト・ラワース著・河出書房新社)

◆受講にあたってのよくあるご質問
Q:横浜市内在住でなくても受講可能ですか?
はい。横浜市外の方でももちろん申込可能です。座学セッションはオンライン受講のため全国・海外どこからでも視聴可能です。サーキュラーエコノミーについて学びたい方、日本で具体的にどのような取り組みが行われているのかを知りたい方、お住まいの自治体での循環型まちづくりの参考にしたい方など、どなたでもぜひお気軽にご参加ください。

Q:特定の回にだけ参加することは可能ですか?
はい。ご自身の興味があるテーマにだけ参加いただくことも可能です。また、座学セッションにだけ、フィールドワークにだけ参加することも可能です。座学セッションについては、参加日時の都合が悪い場合でも後から録画視聴をすることも可能です。

Q:欠席した場合や復習のために後から録画アーカイブを視聴することは可能ですか?
はい。座学セッションに限り、参加チケットをご購入いただいた方は後から録画アーカイブを視聴いただくことが可能です。万が一スケジュールが合わない場合でもご安心ください。

◆注意事項
お申込みの皆さまへ入室用URLを前日と開始1時間前までにPeatixのメッセージへお送りいたします。
利用方法:Zoomのご利用が初めての方は開始前にあらかじめアプリをダウンロードしてご利用ください。
お申込みのキャンセル・ご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。
領収書についてはpeatix内のこちらをご参照ください。

◆運営主体
Circular Economy Plus Schoolは、Circular Yokohama(ハーチ株式会社)、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボによって構成されるLOCAL GOOD YOKOHAMA 2.0 実行委員会によって企画・運営されています。

NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
まちづくりと情報コミュニケーション技術(ICT)の利活用を推進するNPOとして2003年に設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を立ち上げ、1万数千本の記事を作成。2014年にクラウドファンディング&スキルマッチング機能を備えるWEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を立ち上げ、公益的活動に人・物・金・情報の結びつけを行っている。2020年5月1日に横浜市とYOKOHAMAリビングラボサポートオフィスと「新型コロナウイルスへのオープンイノベーションによる課題解決に関する連携協定」を締結し、「#おたがいハマ」WEBサイトを通じた情報発信や、公益的な活動の支援に取り組んでいる。
・団体URL:https://yokohamalab.jp/
・LOCAL GOOD YOKOHAMA URL:http://yokohama.localgood.jp/
・おたがいハマ URL:https://otagaihama.localgood.yokohama/

一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
横浜市内各地にあるリビングラボの活動支援・連携支援を目的として2018年5月に発足。環境や経済だけではなく「ひと」の視点を重視した横浜発のサーキュラーエコノミービジョン「サーキュラーエコノミーPlus」を掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」という4つの活動領域を中心に、公民連携によるオープンイノベーションを推進。
・団体URL:https://livinglabsupportoffice.yokohama/

ハーチ株式会社(Circular Yokohama)
“Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)”をコンセプトに、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、日本のサステナビリティを世界に発信する「Zenbird」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」など、サステナビリティ領域で複数のWebメディアを運営。2020年3月、代表・加藤の地元でもある横浜市にて、サーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Yokohama」を開始。
・団体URL:https://harch.jp/
・Circular Yokohama URL:https://circular.yokohama/