ヨコハマ経済新聞メディアカレッジ Vol.1 (LOCAL GOOD SCHOOL YOKOHAMA)
人とまちを結ぶライター講座(初級)
~記事とメディアの基礎+ライティング演習~
人とまちを結ぶライター講座
(初級)とは?
この講座は、2004年開設の地域密着型ニュースサイト「ヨコハマ経済新聞」(通称:ハマ経)によるライター養成講座です。ヨコハマ経済新聞メディアカレッジ Vol.1として開講します。
ハマ経を運営するNPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは、情報が人と人をつなぎ、コミュニティをつくるとの考えのもと、ニュースのみならず、知識や経験の共有を含めた情報発信に力を入れてきました。より多くの人がライター=情報の発信者となり、学び、つながりながら、横浜の未来をつくっていくことを目指して開講します。修了者にはハマ経や港北経済新聞、LOCAL GOOD YOKOHAMA、#おたがいハマなどで活躍するチャンスも開けます。
ヨコハマ経済新聞は、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボが2004年から運営しているWebメディアです。これまでに11,000本以上のヘッドラインニュース、330本以上の特集記事を掲載しています。
https://www.hamakei.com/
【プログラム概要】
■開催期間:2月9日~3月23日 座学セッション6回
■開催日時:座学セッション:原則 毎週火曜日 18:30~20:30
■開催場所:座学セッション:原則 オンライン
■参加人数:20人程度
■参加費用:
6回通し10,000円(※学割:7,500円)
各回 2,000円(※学割:1,500円)
◎チケット購入はこちらから(6回通し、各回、学割があります)
Peatix
https://yokohama-writer1.peatix.com/
■主催:LOCAL GOOD YOKOHAMA 2.0 実行委員会
(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、ハーチ株式会社(Circular Yokohama)、
一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス)
【プログラム日程と各回テーマ】
■第1回 2月9日(火)18:30~20:30
まちは情報であふれている-ハマ経の現場から
■第2回 2月16日(火)18:30~20:30
記事とメディアの基本を知る
詳細・個別申込はこちら→ https://yokohama-writer2.peatix.com
■第3回 3月2日(火)18:30~20:30
ニュースリリースから記事をつくる
※詳細決定次第、個別回の申込受付を開始します。
概要はこちら→ http://yokohama.localgood.jp/news/35799/
■第4回 3月9日(火)18:30~20:30
セミナー取材から記事をつくる
※詳細決定次第、個別回の申込受付を開始します。
概要はこちら→ http://yokohama.localgood.jp/news/35799/
■第5回 3月16日(火)18:30~20:30
インタビュー取材から記事をつくる
詳細・個別申込はこちら→ https://yokohama-writer5.peatix.com
■第6回 3月23日(火)18:30~20:30
共感を広げる見出し、写真、そして思い
詳細・個別申込はこちら→ https://yokohama-writer6.peatix.com
~コンセプト「学ぶ → 体験する → レビュー」~
Learn「学ぶ」
オンラインで実施します(状況によりオフラインも検討します)
主任講師とゲスト講師による座学セッション
Experience「体験する」
講座内+ホームワーク
講座内の体験セッションと講座外の実践体験
Review「レビュー」
到達点・課題を確認
体験の結果を振り返りリアルな経験から学びます
~「座学」→「体験」→「レビュー」の循環による学習プログラム~
記事の書き方や構成、メディアの基本について学び、体験。オンライン組み込み講座の特性上、講座内での体験やグループワークは簡潔に実施し、ホームワークでの体験を重視。ホームワークの書いた記事などは、少人数講座ならではの充実のレビューでフォローします。
情報コミュニケーションでは、情報を伝える人(書き手)と情報を受け取る人(受け手)が必ず存在し、多くの場合、誰かに(ライターなどに)情報を伝えてもらう人(当事者=何かに取り組んでいる人)が別に存在します。この講座では、当事者自らが情報の伝える人になることも想定したプログラムを展開します。また、情報が伝えられることで生まれる効果についても、ゲスト講師の体験談などから学びます。
主任講師・コーディネーター
三澤一孔(ヨコハマ経済新聞 編集部・メディアカレッジ主任 / 社会広報WORKS代表)
北海道出身。法政大学社会学部情報コミュニケーションコース卒。1992年、神戸新聞社入社。阪神・淡路大震災や復興まちづくり、福祉、NGO/NPOなどを取材。1999~2000年、NGO難民を助ける会(AAR Japan)のインターンとしてコソボで支援活動と広報に従事。国際開発ジャーナル編集部を経て、NGOピースウィンズ・ジャパンや独立行政法人国際協力機構(JICA)、日本災害復興学会などで広報やウェブサイトを担当。取材・編集、広報に関するコンサルティングを行う。
第1回:まちは情報であふれている-ハマ経の現場から
人が集まる場所、つながる場所に情報が生まれ、情報がまた人々をつないでいきます。伝えられた情報は人やコミュニティに影響を与え、人の行動やコミュニティを動かしていきます。一方で、希少な取り組みであっても、それが情報として発信されなければ、関わっていない人にとっては、その取り組みは行われていない存在に近いものになってしまいます。
情報コミュニケーションやコミュニティづくりに関わってきた講師たちから、情報の意味、情報がもたらす変化について発信します。また、伝えること、伝える相手(ターゲット)により、活用する媒体(メディア)や書き方・伝え方が変わることを理解します。
連続講座の初回ということで、懇親会も実施します。
第2回:記事とメディアの基本を知る
事実やメッセージをできるだけわかりやすく、正確に伝えるため、記事や原稿にはいろいろなスタイルや約束ごとがあります。媒体により違いはありますが、その中でも歴史が長く、「中学生にもわかるように」とできるだけ多くの人にわかりやすいスタイルをつくってきたのが、新聞記事の構成や書き方です。
主に新聞記事を題材に、記事・原稿のスタイルを理解します。また、同じようで同じではない、報道(ニュース)と広報の違いについてもお伝えします。記事を読んでもらうために重要な見出し作成にトライし、ホームワークではプレスリリース作成に取り組んでいただきます。
ゲスト講師は、日本の日刊新聞発祥の地である横浜にあるニュースパーク(日本新聞博物館)の尾高泉館長。「情報と新聞」の博物館が伝えていること、デジタル時代、コロナ禍での新聞の役割、オンラインメディアやネット情報との違いや共通点について、お話しいただきます。
第3回:ニュースリリースから記事をつくる
記事・原稿を作成するには、いくつかの方法があります。(1)プレスリリースや提供された情報からつくる方法、(2)イベント(セミナーやシンポジウムなども含めてイベントを取材してつくる方法、(3)インタビューを行って作る方法、(4)さまざまな資料やデータから作る方法です。第3回では、こうした記事作成の方法やポイントを理解します。
主な内容
・記事をつくる4つの方法
・ニュースリリース/案内から記事をつくる
・足りない情報を確認する
・イベントを取材して記事をつくる
・取材の前にやるべきこと
坂井直人(港北経済新聞 編集長 / NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ理事) デジタルハリウッド大学大学院卒業、デジタルコンテンツマネジメント修士。港北経済新聞 編集長として、まちのニュースを取材・編集・更新。日々、大量のプレスリリースを受け取る立場でもある。フリーランスのライター・コピーライターとしても活動。 |
第4回:セミナー取材から記事をつくる
第4回では、実際のセミナーの様子を視聴(取材)しながら記事をつくることを目指します。対象のセミナーは、アースアワー関連イベントなどを想定しています。取材のポイントを確認しながら、セミナー取材を体験します。登壇したキーパーソンなどへのインタビューも聞き、ホームワークとして、セミナーを記事にまとめます。
ゲスト講師は、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス理事で、緑園リビングラボ代表の野村美由紀さん。取り組みや、情報の広がりが生み出した成果をご紹介いただきます。
第5回:インタビュー取材から記事をつくる
前回のセミナー取材を受けたレビューを、他の回よりも詳しく行います。記事の流れや、事実・解説・感想が一体となっていないかなどを確認することに加え、限られた文字数の中でセミナーのどの部分を取り上げ、何を伝えようとしたのか、何がメッセージとして伝わるのかを検証します。資料や関連情報を引用するときのルールも理解します。
ゲスト講師は、IDEAS FOR GOOD編集長などとして、ソーシャルグッドを広める情報発信を続ける加藤佑さん。ソーシャルグッドな取り組みを形にして伝える意義、その反響などについて、インタビュー形式で話していただきます。質問は参加者からも受け付けます。その発言をもとに、ホームワークとして原稿を作成します。
第6回:共感を広げる見出し、写真、そして思い
記事・原稿を読んでもらうためには、いくつかの工夫が欠かせません。ネット/オンラインでは、検索エンジン対策(SEO)の重要性が知られていますが、新聞の見出しやレイアウトも、歴史のある記事への誘導方法です。
「目は口ほどにものを言い」と言われるように、写真も、記事・原稿とともに重要な要素です。最近は無料で使える写真のサイトなどもありますが、やはり記事に合った写真が重要です。取材の時点から写真を意識しておく必要があります。すぐにプロカメラマンのような写真はとれなくても、いくつかのポイントを押さえるだけでも、写真の印象は大きく変わります。写真や映像に関連する肖像権や著作権、加工についても理解します。
ゲスト講師は、コミュニティ支援や多文化共生に取り組む、野毛坂グローカルの奥井利幸代表。築き上げてきた人のネットワークやSNSを使った情報の広がり、取り組みの拡大について、そして思いを伝えることの大切さについて、お話しいただきます。写真家でヨコハマ経済新聞 編集の紀あさも加わります。
連続講座の修了式を行い、交流会も予定しています。
◆オンライン配信について
お申込みの皆さまへ入室用URLを前日と開始1時間前までにPeatixのメッセージへお送りいたします。
Zoomのご利用が初めての方は開始前にあらかじめアプリをダウンロードしてご利用ください。
◆注意事項
特別な事情がある場合を除き、お申し込みのキャンセル・ご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。
領収書についてはpeatix内の次のページをご参照ください。
https://help-attendee.peatix.com/ja-JP/support/solutions/articles/44001821741
◆受講にあたってのよくあるご質問
Q:横浜市内在住でなくても受講可能ですか?
はい。横浜市外の方でももちろん申込可能です。どなたでもぜひお気軽にご参加ください。
Q:特定の回にだけ参加することは可能ですか?
はい。基本的には6回通して参加いただことで効果的なプログラムとしておりますが、特定の回のみの参加も可能です。ただし、オンラインでの開催ということもあり、講座外でのホームワークおよび前回のホームワークの講評を組み込んでおりますので、その点はご留意ください。前回あるいは次回に参加されない方へもできるだけの対応はいたします(参加回のホームワークの講評や前回の補足など)。
Q:欠席した場合や復習のために後から録画アーカイブを視聴することは可能ですか?
はい。参加チケットをご購入いただいた方は後から録画アーカイブを視聴いただくことが可能です。
◆運営主体
「人とまちを結ぶライター講座(初級)」は、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、Circular Yokohama(ハーチ株式会社)、一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスによって構成されるLOCAL GOOD YOKOHAMA 2.0 実行委員会によって企画・運営されています。
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
まちづくりと情報コミュニケーション技術(ICT)の利活用を推進するNPOとして2003年に設立。2004年にWebメディア「ヨコハマ経済新聞」を立ち上げ、1万数千本の記事を作成。2014年にクラウドファンディング&スキルマッチング機能を備えるWEBプラットフォーム「LOCAL GOOD YOKOHAMA」を立ち上げ、公益的活動に人・物・金・情報の結びつけを行っている。2020年5月1日に横浜市とYOKOHAMAリビングラボサポートオフィスと「新型コロナウイルスへのオープンイノベーションによる課題解決に関する連携協定」を締結し、「#おたがいハマ」WEBサイトを通じた情報発信や、公益的な活動の支援に取り組んでいる。
・団体URL:https://yokohamalab.jp/
・LOCAL GOOD YOKOHAMA URL:http://yokohama.localgood.jp/
・おたがいハマ URL:https://otagaihama.localgood.yokohama/
一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィス
横浜市内各地にあるリビングラボの活動支援・連携支援を目的として2018年5月に発足。環境や経済だけではなく「ひと」の視点を重視した横浜発のサーキュラーエコノミービジョン「サーキュラーエコノミーPlus」を掲げ、「ローカル・フォー・ローカル」「サステナブルデベロップメント」「ヘルスプロモーション」「パラレルキャリア」という4つの活動領域を中心に、公民連携によるオープンイノベーションを推進。
・団体URL:https://livinglabsupportoffice.yokohama/
ハーチ株式会社(Circular Yokohama)
“Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)”をコンセプトに、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、日本のサステナビリティを世界に発信する「Zenbird」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」など、サステナビリティ領域で複数のWebメディアを運営。2020年3月、代表・加藤の地元でもある横浜市にて、サーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Yokohama」を開始。
・団体URL:https://harch.jp/
・Circular Yokohama URL:https://circular.yokohama/