ことぶき協働スペースでは、「寿に学ぶ、寿から伝える~『異なる』ゆえに『事成る』共生のまち~」をテーマに3月6日(土)に「ことぶき協働フォーラム2021」を開催します。
寿地区で出会った皆さんとの対話から「多様性」や「共生」についてともに学ぶ場面を準備しています。プレ企画として、一週間前の2月27日(土)14時からオンラインでトークセッションを配信します。
プレ・イベント「トークセッション:路上で生きるということ」では、寿地区を拠点に30年以上にわたり、路上生活者とともに歩んでこられた方をゲストに迎え、「路上生活」を選ばざるを得ない人々の背景や、これからも継続が求められる社会の状況、そして私たち市民の意識について「共に生きる」視点から社会の本質的な問題を考えます。
【イベント概要】
配信日時:2021年2月27日(土) 14:00~16:00
視聴方法 YouTubeライブで配信
「ことぶき協働スペース」チャンネルからご視聴いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=ovtRqBtccSg&feature=youtu.be
参加費 無料(どなたでもご視聴いただけます)
主催 ことぶき協働スペース
【トークゲスト】(50音順・敬称略)
◆近藤 昇(寿日雇労働者組合)
寿地区に来て35年。1970年代の大不況の中、多くの日雇い労働者が仕事を失い生きる権利を奪われた。75年結成の「寿日雇労働者組合」は、賃金不払いや労災事故のもみ消しなどの労働相談を年間100件以上対応。現在も寿地区町内会館一室に拠点を置く。また、「寿炊き出しの会」や「横浜水曜パトロールの会」の事務方として生活困窮者支援に取り組むほか、住民の高齢化に対応し、寿高齢者ふれあいホーム「木楽な家」では運営副委員長を務める。
◆櫻井 武麿(木曜パトロール市民の会代表)
1983年横浜で起きた中学生を含む少年10人によるホームレス襲撃事件をきっかけとして、35年にわたり路上生活者支援に携わる。食品会社の研究者を務めつつ寿町の教会に通い、越冬支援を手伝うなど手探りの中、事件を二度と繰り返さぬようにとの強い思いから、週に1度、路上で暮らす人に声をかけ、話を聴く活動を開始。また、ホームレスの自立につながる「ビッグイシュー」販売活動を仲介し、就労支援につないでいる。
◆高沢 幸男(寿支援者交流会事務局長)
1990年夏(大学1年生)より寿町に関わるようになる。92年12月28日に横浜駅で駅員による野宿生活者排除を目撃。定期的な支援の重要性を痛感。翌93年1月に「寿や路上と市民社会をつなぐゆるやかなネットワーク」として設立された寿支援者交流会の結成に参加。現在も野宿生活者の訪問活動を継続中。野宿経験者などの個人史聞き取りを20年以上に渡って行っている。また、寿地区内の様々な団体で構成する寿越冬闘争実行委員会や寿夏祭り実行委員会の事務局長も務めている。
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プレ企画の一週間後には「ことぶき協働フォーラム2021」を開催します。併せてご覧ください。
→ 3/6(土)「ことぶき協働フォーラム2021」開催します!
https://kotobuki.space/?p=4812
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