【配信協力:プレスリリース】
インターナショナルオープンデータデイ2024@横浜
インターナショナルオープンデータデイ2024@横浜実行委員会は3月4日(月)、地下鉄みなとみらい駅構内「サブウェイギャラリーM」で、インターナショナルオープンデータデイ2024@横浜のトークイベントを開催します。
オープンデータデイは、世界各国の都市で同日に開催されるオープンデータの祭典です。
今年のインターナショナルオープンデータデイでは、SDGsの11番に掲げられている「住み続けられるまちづくりを」とデータ活用について考える講演とパネルディスカッションを開催します。
大澤幸生教授(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻)による講演「にぎわい学ことはじめ」と、「にぎわい続ける横浜を目指して」と題したパネルディスカッションを実施します。
ディスカッションは、村松秀教授(近畿大学総合社会学部 社会・マスメディア系専攻、前・NHKプロデューサー)、前川知英氏(株式会社トラストアーキテクチャ 代表取締役社長)、関口昌幸氏(横浜市政策局共創推進室 共創推進課 明日をひらくYOKOHAMAセンター(仮称) 設立準備コーディネーター)と大澤教授が登壇し、データエコシステムの今後と、人の行動を喚起するためのデータの活用について対話します。
会場の様子はYouTubeでライブ中継します。
<実施概要>
タイトル:「新しいデータツール『データリーフ』で持続するにぎわい」を
日時:2024年3月4日(月) 14時〜16時
場所:地下鉄みなとらい駅構内「サブウェイギャラリーM」
https://www.mm21railway.co.jp/gallery/
主催:インターナショナルオープンデータデイ2024@横浜実行委員会
(構成団体:Code for YOKOHAMA、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ、東京大学大澤研究室、トラストアーキテクチャ、まちづくりエージェントSBC.、Code for Hodogaya、Code for Gyomyoji、大阪芸術大学芸術学部教養課程造形音楽系列分科会中野圭研究室、一般財団法人よこはまクリエイティブ財団、東京福祉専門学校 IT医療ソーシャルワーカー科)
企画:NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ + 東京大学大澤研究室
参加費:無料
申込み:不要
配信URL:https://youtube.com/live/cMZbSpQ5vLU
<内容>
1.はじめに:横浜のオープンデータの振り返りとSDGs
2.トーク(ミニセミナー)「にぎわい学ことはじめ」:大澤幸生教授
軍隊の行進を「にぎわい」だと感じる人はいるだろうか?いやいや、集まる人々が興味や価値観の多様性を持ち、これらが繋がり合う場でなければにぎわいではなかろう。そんな「にぎわい」を持続させることができれば、その先には、新たな知的資源を創造し再利用する、スーパーサーキュラーエコノミーの姿も標榜することができ、SDGs No.11の「住み続けられる街」の手本ともなろう。
よこはま共創コンソーシアムで適用を開始したデータリーフ(Data Leaf)の仕組みを用いて「にぎわい」のKPIを求めたデータ分析と、これを用いたにぎわい創出ワークショップの一端を併せて紹介する。
3.パネルディスカッション:「にぎわい続ける横浜を目指して」
◎登壇者
・大澤 幸生(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授)
・村松秀(近畿大学総合社会学部 社会・マスメディア系専攻教授、前・NHKプロデューサー)
・前川知英(株式会社トラストアーキテクチャ 代表取締役社長)
・関口昌幸(横浜市政策局共創推進室 共創推進課 明日をひらくYOKOHAMAセンター(仮称) 設立準備コーディネーター)
<登壇者プロフィール>
◎大澤 幸生(東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授)
1995年に東京大学工学研究科で工学博士を取得後、大阪大学、筑波大学などを経て2009年7月より同教授。知能情報学とデザイン学、認知科学の境界にあるチャンス発見学およびデータ市場設計学を自ら創始し国際会議や産学WSなどを開催。IEEEのデータマイニング国際会議(ICDM)、人工知能学会などでも活動。『Chance Discovery』 『Innovators’ Marketplace』 『データ市場』を含む編著書約30冊のほか、雑誌論文100件余、国際会議論文約200件、産学両界での招待講演多数。学術界においては、人工知能学会等、社会経済システム学会等の理事を歴任した他、人工知能学会では功労賞(2017). 業績賞(2022)の他多数の優秀賞を受賞、国際的には KES Internarional Reseaech Award (2022), KES Service Award, KES (2023), KICSS Best Paper Award およびKunifuji Award (2023)などの他, Asia-Pacific Artificial Intelligence Association (AAIA) フェロー称号を授与された。データ社会への貢献においては横浜市オープンデータ特別功労賞(2022), データ社会推進協議会 DATA-EX功労者賞(2022)を受賞している。日本工学アカデミー会員。
https://www.panda.sys.t.u-tokyo.ac.jp/
◎村松秀(近畿大学 総合社会学部 社会・マスメディア系専攻 教授、前・NHKプロデューサー)
1990年、東京大学工学部卒業。同年、NHK入局。「ためしてガッテン」「NHKスペシャル」など様々な科学番組を制作。中でも環境ホルモン問題や、米ベル研究所での「史上空前の論文捏造」を徹底的に取材、番組化するなどした。またプロデューサーとして多くの新番組の開発やエッジの効いた特番制作を担う。主な開発番組に「すイエんサー」「さし旅」「マサカメTV!」「発掘!お宝ガレリア」「もふもふモフモフ」「ガンバレ!引っ越し人生」など。特番では「日本エコー遺産紀行 ゴスペラーズの響歌」「コロナ時代の人情酒場 横浜野毛の1か月」「指揮者なしのオーケストラ 第9に挑む!」「外出自粛の夜に オーケストラ・孤独のアンサンブル」など。またNHKの科学番組のコンテンツを直接体感するフェスティバル「NHKサイエンス・スタジアム」の企画・運営のようなイベントや企画制作も多数行ってきた。2018年、東京大学大学院総合文化研究科・客員教授(~2021年)。2022年、NHKを退職、近畿大学総合社会学部・教授(マスメディア系専攻)に就任。番組制作にも関わりつつ、人の心を動かす「コトづくり」プロデュースをテーマに、様々なセクターの方々との実践活動にチャレンジしている。単著に「論文捏造」(中央公論新社)、「女子高生アイドルは、なぜ東大生に知力で勝てたのか?」(講談社)、「孤独のアンサンブル~コロナ禍に『音楽』の力を信じる~」(中央公論新社)など。文化庁芸術祭大賞、バンフ・テレビ祭大賞、科学ジャーナリスト大賞など受賞多数。
https://www.kindai.ac.jp/sociology/research-and-education/teachers/introduce/muramatsu-shu-ad2.html
◎前川知英(株式会社トラストアーキテクチャ 代表取締役社長)
神奈川県三浦郡出身。両親とも数学科卒の数学一家で、幼少期より算数と理科とテレビゲームに没頭する。地元の公立高校を卒業後、東京大学、東京大学大学院でコンピュータ・サイエンスを学ぶ。専門はデータサイエンスと投資と金融数理。現在は地方自治体や地域金融機関、地域密着型企業様と共にアンケートとオープンデータとIoTデータを用いた地域課題発掘と解決に注力している。
https://www.trst-arc.com/aboutus.html
◎関口 昌幸(横浜市政策局共創推進室 共創推進課 明日をひらくYOKOHAMAセンター(仮称) 設立準備コーディネーター)
2012年から横浜市政策局政策支援センターにて「市民参加型の課題解決の実現」「地域経済の活性化」のためにオープンデータ活用による地域課題解決イノベーションの仕組みづくりに従事。現在は同市政策局共創推進室にて、産官学民の共創による地域課題解決拠点、リビングラボを市内各地で展開。2019年、循環型まちづくりによる公民連携イノベーションモデルとして「サーキュラーエコノミーplus」ビジョンを策定。
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/org/seisaku/soshiki-gyomu/kyousou.html
<参考>
▽インターナショナルオープンデータデイについて
世界中の国や都市などの公共機関が取り組んでいるオープンデータに関する政策をサポートして、その利用を促進するための世界的なイベントです。
イギリスのケンブリッジに2004年に設立されたOpen Knowledge Foundationが、世界各国のエンジニアコミュニティ、NGO、政府などに開催を呼びかけています。
・インターナショナルオープンデータデイ:Open Knowledge Foundation
https://opendataday.org/ja/
▽横浜市とオープンデータについて
横浜市は国内で「オープンデータデイ」が始まった初回から、毎回イベントを開催しています。横浜市は、全国の自治体に先駆けて「オープンデータ推進指針」の策定や「オープンデータデスク」を設置するなど、官民連携によるオープンデータの取組を進めてきました。
横浜市では、2017年3月に議員提案によって全国初の「官民データ活用推進基本条例」が制定され、オープンデータとデジタルテクノロジーを活用した社会課題の解決や経済活性化の取組に法的根拠が与えられました。
2018年5月にはこの条例制定を受ける形で、オープンデータを含めたデータ活用についての基本的な指針や施策、体制を定めた「横浜市官民データ活用推進計画」が策定されました。
市政の重要施策として、オープンデータを活用し、オープンイノベーションを推進する姿勢は、横浜市の財政、組織運営、政策の将来の方向性を定めた「財政ビジョン」、「行政運営の基本方針」、「中期計画2022~2025」においても、オープンデータの活用とオープンイノベーションの推進が位置付けられています。
・山中竹春横浜市長が「インターナショナル・オープンデータ・デイ2022@横浜」に横浜市長として初めて参加しました(横浜市記者発表資料)
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/seisaku/2021/20220305.html
・インターナショナルオープンデータデイ2022@横浜
https://yokohama.localgood.jp/news/41826/
・インターナショナル・オープンデータディ2023@横浜市役所
https://peatix.com/event/3519303/
▽ヨコハマSDGs文化祭2024について
横浜高速鉄道みなとみらい線みなとみらい駅構内の「サブウェイギャラリーM」で2024年3月4日(月)〜10日(日)に、「ヨコハマSDGs文化祭2024」が開催されます。
ヨコハマSDGs文化祭は「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の市民への周知、SDGsアクションへの市民参加の促進を目的に2021年度に初開催、2回目を2022年度に実施しました。
3回目となる今回は、「サブウェイギャラリーM」を会場に7日間の開催を予定。
横浜市の企業・団体のSDGsの取り組みの紹介、トークや映像上映などのイベントを実施し配信する。パネル、写真、イラスト、SDGs関連商品等の展示、商品の販売なども行います。
期間中、会場から「放送局」企画として、SDGs関連の取り組みをしている団体担当者のインタビューや、トーク・対話などの配信をします。
https://yokohama-sdgs.net/
■問い合わせ
インターナショナルオープンデータデイ2024@横浜 実行委員会
担当:杉浦(090-3497-1468、info@yokohamalab.jp)