記憶を詩に、詩をまちに。横浜で始まる市民参加型アートプロジェクト
「臨場〜私の中の横浜を詠う」詩作・朗読ワークショップ参加者募集!
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボは、2025年夏、横浜市地域文化サポート事業「ヨコハマアートサイト2025」の助成事業として採択された新しいアートプロジェクト「臨場〜私の中の横浜を詠う」を始動しました。
このプロジェクトは、急速に都市化し続ける横浜の風景の中で、一人ひとりの心に刻まれた記憶や感情、場所への思いを「詩」によって言葉として表現し、まちに送り返すことで、新しいつながりと共感を育てようとする試みです。
高齢化や単身化、孤立の問題が顕在化する中、「誰かに語る」「声にする」ことの力に注目し、地域に“言葉のケア空間”を創出します。
ワークショップで「あなたの横浜」を詩に
8月から9月にかけて開催される全4回の詩作・朗読ワークショップでは、記憶を呼び起こし、詩にまとめ、それを朗読によって他者と共有していきます。
・<終了>8月17日(日)13:30〜15:30「記憶の扉を開く」@泰生ポーチフロント
・<終了>8月24日(日)13:30〜15:30「言葉を織り上げる」@泰生ポーチフロント
【渡辺梓さんナビゲート・朗読ワークショップ】
・<終了>8月31日(日)13:30〜15:30「朗読と共有」@似て非ん家(横浜市中区末吉町1-21-9)
・<終了>9月6日(土)13:30〜15:30「朗読と共有」@似て非ん家
この2日間は、両日同じプログラムで展開いたします。当日は渡辺梓さんのほか、企画者の横浜コミュニティデザイン・ラボ理事の宮島真希子、現代美術家の稲吉稔さんも会場におりますので、ゆるやかにこれからのプロジェクトのお話もしながら、声に出して「詠む」楽しさを味わいましょう。

定員:各回20名/参加費:各回1,000円(学生無料)
申込フォーム:https://x.gd/CX0UY
お問合せ:yokohama_poetry@yokohamalab.jp(事務局)
横浜への想いを掘り起こし、パーソナルな記憶を言葉にします。 思い出の地図づくり、場所の物語シェア、失われたものへの手紙 執筆などを通して、記憶を言葉にしていきます。
個人の言葉を詩として完成させます。前回の成果物を整理し、 詩の「種」を見つけ、グループでの建設的なアドバイスを受けな がら、詩を組み立てていきます。 完成した詩を朗読し、参加者同士で共有します。批評ではなく 感想の共有を大切にし、多様な表現方法を尊重しながら、継続 的な関係性を構築していきます。
完成した詩は、秋以降「詩の壁(Poetry Wall)」として展示され、公共空間に市民の記憶と言葉を可視化していきます。
創作された詩は、11月以降、アーティストがつくる「詩の壁」に展示され、イベント等で展示される予定です。詳細は公式Instagramで発信します。
企画者・宮島真希子からのメッセージ
このプロジェクトを企画・推進するのは、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ常務理事であり、元新聞記者・共創プロセスデザイナーの宮島真希子です。22年間にわたり神奈川県内の現場を歩いてきた宮島は、「市民の声なき声を丁寧に拾い、記憶を共有する場をつくることが、ケアのまちづくりにつながる」と語ります。
宮島は、横浜コミュニティデザイン・ラボの常務理事として、同法人が運営する「横浜市ことぶき協働スペース」などを拠点に、多様な市民活動や共創の場づくりに携わっています。
「このプロジェクトでは、誰もが表現者です。言葉にならない感情や、誰かに伝えたかった思い出を詩にすることで、自分自身の過去と対話し、まちに開いていく。詩はその人の“記憶の肖像”であり、横浜という都市が抱える無数の物語です。」(宮島)
8月2日(土) キックオフイベントのご案内(取材歓迎)
詩人・新井隆人氏(前橋ポエトリーフェスティバル代表)を迎えたキックオフイベント「街中に詩が立ち上がるとき」を8月2日(土)13時より、横浜市寿町健康福祉交流センターで開催します。市民による詩の実践と、それがまちに息づく仕掛けについて語り合います。
受付開始:12:45~/取材申込不要。Peatix:https://yokohamarinjo0802.peatix.com/view
プロジェクトメンバー
宮島真希子(共創プロセスデザイナー/NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ常務理事)
1979年横浜市生まれ。神奈川新聞記者として22年にわたり地域に寄り添った報道を手がけた後、NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボに参画。市民が主役のまちづくりや、言葉や記憶を軸とした共創プロジェクトを数多く企画・運営している。寿町の協働スペースや関内エリアでのケア文化推進にも尽力中。対話と表現による“見えない声”の可視化をテーマに活動。
渡辺梓(女優・朗読家/一般社団法人似て非works代表理事)
静岡県出身。無名塾にて演技を学び、仲代達矢に師事。舞台・ドラマ・映画等での俳優活動のかたわら、朗読を軸とした表現活動を継続。記憶や物語を声で紡ぐことの力を信じ、各地で朗読講座・公演を実施している。2021年よりnitehi worksのアートディレクター。身体と言葉のつながりを探究し、表現ワークショップの企画にも多数携わる。
稲吉稔(現代美術家/似て非works)
横浜生まれ。横浜を拠点に活動する美術家・空間演出家。廃材や都市の余剰物を活用したインスタレーションやアートイベントを多数手がけ、まちに新たな意味を吹き込む作品を展開。2025年には寿町・関内地域の路上や建築空間に市民の詩を掲示する「Poetry Wall」を制作予定。Crqlrawards2024受賞。詩と空間の融合による新しいアート体験を探求している。
ヨコハマアートサイトとは
「ヨコハマアートサイト」は、横浜市が2006年度から実施している地域文化サポート事業で、市民・アーティスト・NPO・地縁団体などが行う地域密着型の文化芸術活動を支援する制度です。創造都市・横浜の理念のもと、市民が主役となって文化をつくる活動を応援し、持続可能なまちづくりを後押ししています。
公式サイト:https://y-artsite.org/
「臨場〜私の中の横浜を詠う」は、その理念を体現するプロジェクトとして採択されました。
本件に関するお問い合わせ先
NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ
臨場プロジェクト事務局
Email:yokohama_poetry@yokohamalab.jp
電話:045-664-9009 (受付時間:平日12:00〜17:00)
「臨場〜私の中の横浜を詠う」
公式Instagram:https://www.instagram.com/rinjo_yokohama/
note:https://note.com/rinjo_yokohamav


