9月7日、横浜シネマリンにて「ヨコハマDOCS 金曜夜のワークショップ」完成上映会が開催されました。入場無料で行われたこのイベントでは、多くの観客が集まり、参加者たちが制作した短編ドキュメンタリー作品がスクリーンに映し出されました。
ヨコハマDOCSは、横浜でドキュメンタリー映画を「作る」「観る」「学ぶ」をコンセプトに、2023年より横浜市ことぶき協働スペースを拠点に活動をスタート。このワークショップでは、4名の参加者が15分以内のショート・ドキュメンタリー企画を立ち上げ、撮影から編集までのプロセスを経験しました。指導を担当したのは、ドキュメンタリー映画監督の土屋トカチさんです。
上映会では、前期・今期と連続参加した梅田達也さんが、前作『坂本さんと先生』に続く新作『坂本さんとお母さん』を発表。寿町での長年の介護職経験を活かし、地域住民へのまなざしを深めた作品となりました。さらに、今年の横浜市長選を取材した木村亮平さんの『市長を選ぶ』、ユニークな切り口で注目を集めた手提鞄あたッしュさんの『オっサンダー #00.2024.0121』、そして在沖藻庵さんの『卍に生きろ』と、個性豊かなドキュメンタリーが並びました。
また、ヨコハマDOCS代表・飯田基晴さんが教鞭をとる和光大学表現学部総合文化学科の映像制作研究ゼミ卒業生による3作品も併映され、若い映像作家たちの視点と表現が観客の関心を集めました。
当日は、受講生本人による作品紹介や講師・土屋監督も交えたトークが行われ、会場は終始あたたかい雰囲気に包まれました。観客からは「表現者それぞれの思いが詰まった力作だった」「地域を背景にした映像作品が生まれる意義を感じた」といった感想も聞かれました。
次回のヨコハマDOCSワークショップは、2026年3月に開催予定です。地域に根差したドキュメンタリー制作の広がりが、今後も注目されそうです。
